土木作業員のキャリアアップ

バックアップ制度が充実

土木作業員は就職時に学歴や経験が不問であると共に、資格や免許の有無を問われない職業であると考えていいでしょう。

もちろん、経験者や有資格者が優遇されるのは言うまでもありませんが、ほとんどの土木作業員は未経験の状態からスタートし、入職後に各種資格に挑戦するのが一般的です。

その際にかかる費用等は会社側が負担してくれることが多いため、土木業界は従業員のスキルアップに協力的であるところが多くあります。

一作業員から目指せるキャリアとは

土木作業員として一定期間経験を積み、各種資格を取得することで現場監督(施工監理技術者)という立場に立つ可能性が広がってきます。

実際に現在活躍している現場監督のほとんどは、未経験の作業員からステップアップしてなった方々です。

現場監督になればもちろん手当てが付与されるため、収入アップにもつながります。地道な努力で実現可能な現場監督というキャリアをまず目標にするといいでしょう。

大卒者は管理職からスタートすることも

土木業界は学歴不問であることが一般的なのは前述の通りですが、中には工業高校や専門学校、大学の土木関連の学科を卒業している人もいます。

そういった場合は責任者や管理職などからスタートする場合もあるようです。

とくに大卒者の場合は現場での経験を経ずにキャリアの立場になることもあります。

土木業界に興味を持っている生徒・学生は進路を決める際に専門学科への進学も選択肢に入れておきましょう。

一人親方として独立

土木作業員として経験を積み、資格を取得できたら、一人親方として独立するのも一つの方法です。ただし、少なくとも現場監督以上の経験を経た後の方が無難でしょう。

また、土木作業は一人でできるものではないため、最初のうちは他社からの請け負いなどで仕事を得ていくことになります。

こういった処世術も雇われのうちに磨いていきましょう。

業界全体の意識も高い

ある調査では現在土木作業に従事している作業員の9割以上が自ら考えてキャリアアップする必要性を感じ、勉強や人脈づくりに励んでいることがわかりました。

若手の作業員がキャリアアップの必要性を感じている傾向が強いというだけでなく、60歳以上の作業員においても3分の2は現状に甘んじることなく何らかの努力をしているようです。

その内容としては、資格取得のための勉強や社外で人脈をつくるための交流会への参加などが挙げられます。

土木作業員は自身の情熱、努力次第でキャリアアップが可能な職種です。

単に現場で作業をするという考えではなく、就職後のキャリアプランを立てておくとよいでしょう。