ディスパッチャーの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

ディスパッチャーを目指すきっかけで多いものは?

航空機は、誰か一人の手で飛ばすことはできません。

パイロットはもちろん、客室乗務員(CA)、グランドスタッフ、整備士など、さまざまなスタッフがそれぞれの役割をまっとうし、安全で快適なフライトを実現しています。

お客さまの前に直接出る仕事ではありませんが、気象情報などのデータを集めてフライトプランを作るディスパッチャーも、航空業界で重要な役割を担っている職業のひとつです。

コツコツと計画を立てることが好きであったり、運航管理に興味があったり、裏方として新機種を飛ばすことに関わってみたいといった思いを持つ人が、ディスパッチャーを志しているようです。

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ディスパッチャーの志望動機の考え方

航空業界に憧れる人はたくさんいますが、そのなかでも「なぜディスパッチャーなのか?」という部分はしっかりと考えておくべきでしょう。

たとえ航空会社に就職したとしても、適性がないと判断されればディスパッチャーになることはできません。

運航管理に興味があること、どのように運行管理を支えていきたいかなどを、しっかりと伝える必要があります。

ディスパッチャーの志望動機の例文×3

運行管理への興味を盛り込んだ志望動機

「私は航空に関する仕事のなかでも、運航管理に興味があります。

貴社がこれだけ多くの航空機を毎日事故なく飛ばすことができているのは、運航管理を行っているディスパッチャーがいるからだと考えています。

お客さまの安全・安心な空の旅を支えているのはディスパッチャーが大きな役割をはたしているからだと考えており、この仕事に大きな魅力を感じています。

大学では航空について学んだ知識を生かし、一人前のディスパッチャーとして活躍できるようになりたいです。」

幼いころからの夢を盛り込んだ志望動機

「幼いころから漠然と空への興味やあこがれがあり、大学では気象について勉強しました。

気象について学ぶうち、航空業界でも重要な役割を果たしていると知り、ディスパッチャーの仕事に興味を持ちました。

近年、気象予測はAIが発達したことでより精度が高まりましたが、異常気象も多くまだまだ人間の目や経験が生かされる部分も多いと思います。

航空についてはまだあまり知識はありませんが、自分の強みを生かして、ディスパッチャーとして貢献できるように頑張ります。」

専門性を盛り込んだ志望動機

「幼いころから飛行機が好きで、はじめはパイロットを目指していました。

しかし、航空業界について学ぶうち、フライトプランを作成する専門の仕事があること、飛行機の運航にはディスパッチャーが欠かせないことを知り、この仕事に興味を持ち始めました。

直接お客さまと顔を合わせることがない仕事ではありますが、お客さまや貨物を預かっているという気持ちを忘れず、責任感をもって仕事に当たりたいと思います。」

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ディスパッチャーの面接で聞かれること・注意点

新卒採用の場合、ディスパッチャー志望者は「総合職(地上系事務職)」の採用区分で受験するのが一般的です。

航空業界はいまだ人気が高く、入社するのも簡単ではありません。

そのようななか、面接は志望者の仕事に対する意欲や適性を見極める場として重視されているため、しっかりと準備をして臨むことが大切です。

企業によって異なりますが、面接は1次面接、2次面接、最終面接といったように複数回行われ、1次や2次はグループ面接になることも多いです。

そのため、面接でもディスパッチャーそのものの志望動機に限らず、航空業界を志望する理由や自己PR、学生時代に頑張ったことなどが問われるのが大半です。

もし、面接で入社後にやりたい仕事を聞かれたら、ディスパッチャーに対する熱意をアピールしておきましょう。

ディスパッチャーの自己PRのポイント

ディスパッチャーの仕事は、表舞台に出ることはほとんどありません。

地道でコツコツとした業務を淡々とこなせる人、努力を積み重ねられる人が向いているため、こうしたポイントをアピールできるとよいでしょう。

また、トラブルの際には臨機応変な対応が求められるため、何かトラブルがあった際にうまく対処できたり、落ち着いて対応できたりしたエピソードがあれば、自己PRにつながるでしょう。