電車運転士の仕事内容

運転の基本は「安全・正確・快適」

電車運転士は、列車を運転して、乗客を安全に目的地まで連れて行くことです。

電車運転士は人々の交通手段として欠かせない電車を運転するプロですが、この仕事の基本として常に忘れてはならないのは、「安全」「正確」「快適」の3点です。

乗車している何百人、何千人もの人の命を預かるため、運転士の運転は絶対に安全なものでなければなりません。そのため、日ごろから運転技術を磨くことが必要です。

運転は職人技とも言われています。同じ車両でも気象条件や乗車率によって微妙にブレーキのかけ方を変えるなど、状況に応じた判断力と集中力が求められます。

また、全ての電車は決められたダイヤに沿って動いています。もし1本の電車が遅れてしまえば、その他の電車にも影響が出てしまうため、いつでも時間には正確でなければなりません。

電車は秒刻みでダイヤが組まれており、時間通りに運転することも運転士として必須のスキルです。

さらに、快適さも重要な要素です。満員電車の中で急ブレーキをかければ乗客同士がぶつかって危険ですし、何より心地よくありません。いつでもスムーズな運転を心がける必要があります。

サービス面も重要

安全・正確・快適に乗客を運ぶことは大切ですが、運転士の仕事や鉄道会社そのものは、「サービス業」の一面もあることを忘れてはなりません。

運転士は、駅員や車掌に比べれば直接乗客と接する機会はあまり多くないものの、駅構内の移動の際などには利用客と顔を合わせることがあります。また、運転室はたいていガラス張りで、車内からも見えるようになっています。

一人の運転士の態度の善し悪しが会社のイメージや評判に大きな影響を及ぼす可能性もあるため、仕事に向き合う姿勢は、常に誠実かつ丁寧なものでなくてはなりません。

事故時の対応も大切

大事な仕事のひとつとして、事故時の対応もあります。突発的に事故が起きた場合は、乗客の安全を第一に考えて、車掌と協力の上、安全な場所へ避難させることが求められます。

電車運転士は冷静な判断力と、行動力が必要な仕事と言えるでしょう。