電車運転士への転職

電車運転士の中途採用が増えている

団塊世代の電車運転士が多数退職したことや、若い世代の志望者が減っていることなどから、各鉄道会社では運転士不足に悩み、中途採用の募集をかけるケースも増えています。

また、自社で採用した社員を運転士にするまでには多額の費用と時間がかかるため、すでに電車運転士の免許を持ち他社で経験を重ねた人を採用することで、鉄道会社にとってはコストを抑えつつ、即戦力として働いてくれることを期待する面もあります。

未経験からの転職

まったく鉄道業界とは違う業界から運転士を目指そうと思った場合、絶対に不可能ではありませんが、楽な道のりではありません。

まず、いきなり運転士になることは無理ですので、新卒社員と同様に駅員として鉄道会社に入社し、駅構内で改札や案内業務を経験します。

その後、登用試験を受けて車掌になり、経験を積めば運転士の試験にも挑戦できるチャンスが巡ってきます。

このように、運転士になるまでは最低でも3年〜5年程度かかるのが普通であるため、できるだけ若いうちからキャリアを積むことが理想的と考えられています。

未経験の場合、鉄道会社の駅員募集は「30歳程度まで」という年齢制限が設けられているところが多いですが、近年は人材不足の面から40歳以下ならOKであったり、年齢不問とする鉄道会社もあるようです。

契約社員スタートの場合も

鉄道会社に転職するといっても、必ず正社員として採用されるとは限りません。会社によっては契約社員として採用を行う場合もあり、その場合は一定期間ごとに契約を更新しての勤務となります。

契約社員は正社員ほど給料や待遇が良くないのが普通ですが、勤務態度が良かったり適正が認められたりすれば、正社員登用されるケースも少なくありません。

実際に契約社員から正社員になり、見事運転士になった人も存在しています。