電車運転士の給料・年収

年収・初任給、各種手当

鉄道会社では、基本的に勤続年数とポジション(役職等)が上がれば、給料も上がっていきます。

高校から現業職として入社した場合の初任給は、16万円から18万円程度が相場となっており、経験を重ねていくと少しずつ給料が上がっていきます。

電車運転士の平均年収は、都市部の大手鉄道会社では30歳で600万前後、地方の私鉄では400万前後ぐらいとなっています。会社ごとにバラツキがあるほか、各社とも毎年の業績によって多少の波もあるようです。

また勤務地によっても給与水準は異なる傾向にあり、地方の鉄道会社よりも都市部を走る電車を運行する鉄道会社、また中小よりも大手鉄道会社のほうが、全体的に年収が高くなっています。

一般企業と同様に、昇級は年一回、賞与(ボーナス)は夏と冬の年二回が普通となっています。各種手当としては、交通費手当、家族手当、住宅手当、時間外手当、休日出勤手当などが支給されていますが、会社によって多少内容が異なります。

夜勤の回数や残業の有無などによっても給料は変わってきますし、新幹線などの高度な技術を必要とする車両の運転士は、給与が高くなるといったこともあります。

待遇・福利厚生

電車の安全運行のためには、社員が心身ともに健康であることが欠かせないため、鉄道各社は福利厚生にも力を入れています。

特にJR各社や大手私鉄など、会社の規模が大きければ大きいほど、福利厚生制度は整っていることが多いです。

具体的な内容としては、社会保険や各種慶弔金制度、クラブ活動、保養所の利用などが可能となっているほか、自社の社宅や病院などの施設を整えている会社もあります。

どうしても勤務時間は不規則になってしまう仕事ですが、その分安定した待遇の下で働ける環境と考えておいてよいでしょう。

電車運転士の平均年収統計

厚生労働省の平成27年賃金構造基本統計調査によると、電車運転士の平均年収は40.3歳で688万円となっています。

・平均年齢:40.3歳
・勤続年数:20.3年
・労働時間:137時間/月
・超過労働:14時間/月
・月額給与:428,100円
・年間賞与:1,744,900円
・平均年収:6,882,100円

出典:厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

平成27年 電車運転士の年収(規模別 ※男性のみ)

電車運転士の年収は、勤務先の事業所の規模によって差があります。10〜99人の事業所に勤める電車運転士の年収は334万円、100〜999人規模は524万円、1000人以上規模は705万円、10人以上規模平均は688万円となっています。

電車運転士の年収(規模別)_27

平成27年度 電車運転士の年収(年齢別 ※男性のみ)

電車運転士の年収は、年齢とともに順調に上がっていきます。最も年収が高い年齢は50~54歳の877万円です。

平均年収は693万円となっています。

電車運転士の年収(年齢別)_27

※本統計は、調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。