大工への転職

経験不問の業界

大工への転職を考えている人がまず考えるのが経験の有無でしょう。この業界は経験不問であることがほとんどであるためまったくの別職種からの転職も可能です。

大工の経験がなくても建築関係の職種からの転職者は場合によっては経験者として専門的な仕事を任されることもあり、採用に有利になることもあります。

もちろん、大工経験のある人は入職後早々に責任ある立場に立たされるかもしれません。

このように前職に応じて仕事を教えてもらえたり、任せてくれたりするため、転職しやすい職種であると考えていいでしょう。

収入の激減は覚悟を

大工の給料は日給換算の場合がほとんどであり、7千円前後から2万円近くまで経験に応じて幅があります。

まったくの未経験者の場合は月収にして12万円前後になることもあるため、前職に比べて大幅な収入ダウンを感じる人がほとんどであるはずです。

自身のライフスタイルやライフプランを加味して転職の決断をする必要があるでしょう。大工への転職の一番の弊害は収入面であるといえるかもしれません。

年齢の壁

一人前の大工として認められるまでには個人差はありますが10年前後かかると考えておきましょう。

つまり10年間は半人前、修行中の身ということになります。

こう考えると未経験者の場合、転職の決断はなるべく早い方がいいともいえます。

もちろん職業への強い情熱でカバーできる部分もあるでしょうが、時間的にも体力的にも若年者に比べてハンデを負うことになるため、そこをよく理解して転職活動を行うことが必要です。

また会社によっては年齢の上限を定めているところもあります。ただし、経験者の場合はこの限りではありません。

離職者も後を絶たない

大工業界が採用の門戸が広いことは前述の通りですが同時に離職者が多いという現状があります。

したがって、若年者の大工離れや離職者の増加がひきがねとなって求人が豊富であるという見方もできるのが正直なところです。

転職は人生において大きな決断であり、ある種の賭けでもあります。その結果が早期離職では取り返しがつきません。

大工への転職を考えている人は前述のようにライフスタイルやライフプランと収入をよく考えることと綿密な職業研究が必要不可欠です。

場合によっては周囲の助言を仰ぐなどして、長く続けられると確信できてから志願するとよいでしょう。