大工の求人・採用募集状況

求人や募集は多いが…

大工の求人状況は比較的多い方です。都市部でも地方でも、ともすれば田舎の方でも求人はかなりあります。

特徴的なのは、それほど給料が悪くないということです。

未経験者でも月額20万円前後のところもあったり、経験者であれば月額40万円を越えるところもあったりします。

高給取りとまでは行きませんが、一般的なサラリーマンと比較しても大差がなく、決して悪い給料ではないように感じます。

それではなぜ、求人が多いのでしょうか。

「求人が多い=人材不足」ということは、不人気とも考えられます。

理由はいろいろありますが、主だったものでいえば「仕事がきつい」「当たりはずれがある」の2つが大きな要素でしょう。

きつい仕事だから求人が多い?

大工は現場で汗をかく仕事だけかと思われがちですが、実は違います。日中は現場で汗をかいて仕事をし、日が暮れたら作業場で移動して翌日の段取りをします。

作業場でも木材の加工等はありますが、中にはCAD(製図ソフト)を使って図面を引く方もいます。

また、店舗などの内装工事を請け負う大工であれば、営業時間外の夜間に集中して工事を行うことも多いです。

さらに、出張でしばらく出ずっぱりとなることも珍しくないでしょう。

このように書くと、きつい仕事のように感じますが、上手に現場をやりくりして早く上がれる日もありますし、きちんと10時と15時の小休憩や、お昼休憩をしっかりと取る慣習が残っていることも多いため、イメージほどきついものではありません。

当たり外れはある

求人が多いのになかなか人が集まらない理由として、当たり外れがあるという点があります。

とくに大工は零細企業の数も多く、求人募集に書かれている待遇がそのまま守られるか不透明な例もあります。

労働基準法を守らないところが一部にあるために、求人への応募を躊躇してしまっている事例が多いように見受けられます。

まずは面接時に求人情報に掲載されている待遇が間違いないものか確認しておいた方がいいでしょう。

もし、採用時に言われたことと異なる待遇だったならば、然るべき場所(労働安全監督署やハローワーク、業界団体など)に相談するという方法もあります。

最近は大工も若手不足が深刻となってきており、若手に働いてもらうにはどうしたらよいか、きちんと考え対応しているところも増えつつありますし、社会の目も厳しくなっています。

ですので、大工になりたいと思っている方は、あまり疑心暗鬼にならずに積極的に応募してみるとよいでしょう。