ティーチングアシスタントとスチューデントアシスタントの仕事

TAとSAの仕事内容

授業支援の職種として代表的なものがTA(ティーチングアシスタント)とSA(スチューデントアシスタント)です。

ティーチングアシスタント

TAは授業担当の一員という側面が強く、実習・実験の指導や監督、宿題・レポートの回収やチェック、ゼミなどのディスカッションの進行サポートなどに携わります。

実習などの個別学習中に質問に答え、進み具合をチェックして助言するなど、1対1で補完的な指導にあたるケースがよくあります。

また、授業プリントの作成補助、演習問題作成の補助など、教材作成の作業量が多いときにはTAがサポートを行います。

ただし、講義の実施や学生の成績判定など授業の根幹に関わる部分は教員しか指導することはできません。

ティーチング・フェロー

修士以上でTAとして十分経験を積んだ人は、ティーチング・フェローというより専門的な役割に就くことができる大学もあります。

ティーチング・フェローは教員の助言を受けながら指導案を作成し、実習の位置づけで教壇に立って学部生を対象に授業を行うこともあります。

スチューデントアシスタント

SAは事務職としての側面が強く、授業の内容には直接関わらない補助業務が一般的です。

具体的には、PCやプロジェクタなどの教室セッティング、出席票やオンライン上での出席取りと遅刻・早退の監視、資料の配布、宿題の回収や整理、その他教員の指示のもと教室で秘書的な業務をこなします。

授業の内容には関わらないとはいえ、「出欠に関しては厳しく指導してほしい」と教員から指示が出る場合がほとんどです。

残念ながら、定員が多い授業などでは学生の気が緩み、ギリギリでの入室、遅刻や代返、授業途中のエスケープなど、授業態度の悪化が見られます。

社会に出れば、1限だから遅刻してしまうと言った甘えは許されませんから、たとえわずかな遅刻であっても厳しく注意し、厳密に遅刻や早退を記録していくことが大切です。

一方で、個々の学生の事情を把握するように努め、4年生の就職活動などやむを得ない理由の場合は、遅刻・早退の事実は消せないにしても理由も添えて教員に報告するなどのコミュニケーション能力も必要になってきます。

授業内容そのものではありませんが、学生に時間管理や提出物を期限通りに出す責任を教えることも、学生指導の一環であると言えるのではないでしょうか。