大学職員の社会人採用

就職支援の必要性から社会人採用も盛んに

最近では、企業でバリバリ働いてきた社会人がセカンドキャリアとして大学で働くケースが増えています。

企業出身者に期待される役割は、学生の就職支援や就職に役立つカリキュラムを充実させるため、実際に企業で培ったノウハウを大学に導入することです。

主な配属先のひとつがキャリアセンターで、キャリアカウンセラーをしたり、キャリアセミナーや課外講座の講師を務めたり、求人企業の開拓なども行います。

企業での経験豊富な人ほど採用されやすい傾向にあり、特に人事・採用・研修業務や新卒採用市場をよく理解している人ほど就きやすい職種です。

また、産学連携、地域連携コーディネーターも社会人採用が盛んな職種です。

これは地元優良企業などと大学の教育・研究活動をマッチングさせ、産学連携プロジェクトや受託研究を推進する役割です。

日ごろから企業と密接な関係を築き、学生と企業との接点を増やすことで、その企業に就職できる学生を増やす目的もあるのです。

時間の自由を生かして多方面に活躍する人も

近年の大学改革によって、研究業績や教育歴がなくても社会人を大学教員に登用することができるようになり、実学志向の大学では特にこの傾向が強まっています。

たとえば金沢工業大学では、教員の5割が企業出身者で構成されているという統計もあります。

教員の講義内容が社会の動向に即して実務に役立つものに変化している中、それを支える職員にも、活気ある若手が増えてきているといえるでしょう。