大学職員になるには

国立大学の職員になるには

大学職員と一口に言っても、国公立大学と私立大学では運営の仕組みが違うため、採用方法も異なります。

まずは、国立大学の職員になるための方法です。かつて国立大学は文部科学省が設置する国の機関であり、大学職員も「国家公務員採用試験」に合格した「国家公務員」という立場でした。

しかし平成16年から国立大学が国立大学法人として生まれ変わったため、現在は国立大学法人が独自に実施する試験に合格した人を各大学が採用するという方式に変わっています。

試験の内容としては、一般的には第一次試験が教養試験(筆記試験)となっています。一般知識を問う問題が多く、時事問題や文章読解問題、資料解釈問題などが出題されます。

一次試験の合格者は、二次試験として面接を受けることができ、この試験に合格した人が大学職員として採用されることになります。

私立大学の職員になるには

私立大学の大学職員になるためには、各学校法人が独自に行っている採用試験に合格することが必要です。

この試験の内容はあくまでも各大学に委ねられているため、一概には言えませんが、エントリーシートでの書類選考、筆記試験、グループディスカッション、面接など、いわゆる一般企業と同じような試験内容になります。

筆記試験では一般常識や基本的な語学力(英語)などを問われることが多いようです。

ただし、私立大学の場合は運営元である学校法人が複数の学校を経営していることがあります。

たとえば「短期大学」と「四年制大学」を両方運営している場合など、職員は異動によってどちらのキャンパスでも働く可能性があるということに注意が必要です。

学歴や年齢に条件があることも

国立にしても私立にしても、大学職員の試験を受ける際には「年齢」が条件となっていることがあります。

生年月日ではっきりと区切っていることが多いので、受験時の自分の年齢が該当するかどうかをしっかり確認しておきましょう。

また「学歴」に関しては特に明示されていないこともありますが、実際に採用される人は大卒以上の学歴を持っているのが一般的です。

大学職員が人気職業であり、競争率が高いことから、合格者のなかには難関大学の出身者も数多くいます。

このような試験の日程や内容、申し込みの方法については各大学ごとにインターネット上で情報公開しているので、HPをこまめにチェックすることが大切です。

大学職員の試験は年に一度しか行われないことが多いので、チャンスを逃がさないようにしましょう。