派遣の大学職員の仕事内容

派遣でも学生から見れば「職員」。責任ある仕事がたくさん

最近は、事務系業務のアウトソーシングの幅が広がっているため、派遣の身分であっても、「こんな業務まで」と驚くような仕事を任されることが多々あります。

たとえば教務事務であれば入試の願書受付業務、学生の履修登録・時間割管理・成績登録などです。

英文事務であれば外国人教職員の在留資格取得、留学生入学の応募者に対する問い合わせ対応から書類選考の結果連絡なども、派遣社員の仕事です。

司書資格を持っていれば図書館業務、CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)などキャリアカウンセラーの資格を持っていればキャリアセンター業務といった、専門業務にも就くことができます。

学生の将来を左右するような重要な業務が多いので、経験が浅くても失敗は許されません。

また、学生は直接雇用であれ派遣であれ、スタッフを同じように「職員」と見ているので、派遣だからわからないことが多くて当然、と甘い気持ちで業務をすることは禁物です。

派遣の仕事に就いた、その後は?

現在の派遣法では、派遣社員は同じ派遣先で最長3年間までしか働くことができません。

さらに心配なのは、派遣会社どうしの競争が激しいことから、派遣会社が競合他社との入札に負けてしまい、3年を迎える前に案件が終了してしまうケースもあります。

また、大学側の経営判断によって、派遣会社にアウトソーシングしていた業務の規模縮小や、直接雇用の職員への業務移管などの理由で、契約が終了してしまう場合もあります。

大学の場合、一般企業と比べて年度途中に計画の見直しが行われることは少ないため、期中に突然、契約終了になることは少ないのですが、3年の上限まで居られると安心しきってしまうにはリスクがあります。

前述したように、派遣社員であっても重要度の高い仕事を任されることが多いので、管理者の正規職員や教員からの評判が良い派遣社員もたくさんいます。

しかし、その評価が仕事の継続や職員登用に結びつく可能性は小さいというのが現実で、いくら現場が望んでも外圧がかかってしまうというのが派遣社員として働く限界でもあります。

逆を言えば、3年、あるいはそれ以前に外的要因で仕事が終了してもまったくネガティブに考える必要はなく、評価が良かったので契約満了まで勤務できたと、胸を張って職務経歴に書いて良いのです。