クレジットカード会社の年収はいくら? 給料についてくわしく解説

クレジットカード会社社員の平均年収・給料の統計データ

クレジットカード会社社員の平均年収・月収・ボーナス

会社の規模によって給料は違いますが、一般的にいうと他の業界の給料水準よりも高い傾向にあります。

平均年収は公開されていませんが、30代で500万円以上の年収になることは珍しくないようです。

クレジットカード会社社員の手取りの平均月収・年収・ボーナスは

クレジットカード会社の平均年収を見てみると、大手では700~800万円としているところも多くあります。

企業全体の平均年収は公開されていませんが、若手でも500~600万円ほどとなるところも少なくありません。

仮に年収600万円と考えると、手取りは年収470万円程度です。

一般的な企業同様、ボーナスを年2回、2ヵ月分ずつもらったとして試算すると、月々の収入は約30万円前後となるでしょう。

国税庁が2018年9月に発表した「民間給与実態統計調査」によると、年収600万円台の人は約16人に1人、労働者全体でみても、年収601万円以上の割合は全体の19.9%とされています。

こうしたことから、収入の面では安定した生活を送れるでしょう。

クレジットカード会社社員の初任給はどれくらい?

銀行系のクレジットカードを発行する企業である三井住友カード(株)の場合、総合職の初任給は月22万円程度(月給制)としています。

また、(株)JCBの場合も、総合職では月21万円程度(月給制)となっており、この業界における初任給の平均的な金額だと考えてよいでしょう。

これに加えて年に2回の賞与や残業手当などが加算されるので、新入社員が生活していくぶんには十分な収入といえるでしょう。

クレジットカード会社社員の福利厚生の特徴は?

一般的な福利厚生のほか、大手クレジットカード会社の場合は社員のための独身寮や社宅を完備していることがあります。

家賃が非常に安く抑えられることになるので、こうした待遇の良さから大手クレジットカード会社への就職をめざす人もいるのです。

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クレジットカード会社社員の給料・年収の特徴

クレジットカード会社で個人や法人向けの営業を担当している場合、仕事の出来高に応じてインセンティブと呼ばれる報奨がつくことがあります。

この業界は、カードの新規登録者を増やしたり提携先や加盟店を増やしたりすることの成果をすぐに数字で確かめることができるのが特徴ともいえます。

社員の熱心なセールスによって成績を伸ばすことができた場合、チームや個人に対して報奨が与えられたり、昇進のスピードが速まったりすることはよくあることです。

年齢や学歴に関係なく実力主義で給料アップや出世を狙うことができるので、自分で目標を立てて積極的に行動できる人にとっては、高収入を実現できる業界ともいえるのではないでしょうか。

クレジットカード会社社員が所属する代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
(株)三菱JFJファイナンシャルグループ 774万円 39.6歳
イオンファイナンシャルサービス(株) 813万円 40.9歳
(株)クレディセゾン 533万円 40.4歳

出典:2019年現在(各社有価証券報告書より)

(株)三菱JFJファイナンシャルグループの平均年収

(株)三菱JFJファイナンシャルグループの平均年収は、774万円です。

グループ全体での平均年収となっていますが、国内最大のクレジットカード会社、三菱UFJニコス株式会社を抱えています。

イオンファイナンシャルサービス(株)の平均年収

イオンフィナンシャルサービス株式会社の平均年収は813万円です。

イオングループにおいて総合金融事業を担っており、クレジットカード事業のほか、銀行業、電子マネー事業、保険代理店事業等も展開しています。

(株)クレディセゾンの平均年収

(株)クレディセゾンの平均年収は533万円です。

流通系カードの首位で、セゾンカードを軸に大手百貨店の高島屋などと提携しています。

2019年にみずほ銀行とのカードめぐる提携を解消したことで、今後の動向に注目が集まっています。

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クレジットカード会社社員が収入を上げるためには?

クレジットカード会社は、一般企業に比べると平均年収が高いのが特徴です。

給料は基本的に年功序列で上がっていくため、勤続しているだけでも日本人の平均年収を超える給料が得られるでしょう。

さらに給料を上げたい場合は、より大手のクレジットカード会社へ転職する方法があります。

給料アップやキャリアアップのために、ほかのクレジットカード会社へと転職する人は、比較的多く見られます。

また、営業職の場合は成績を上げてインセンティブを増やすという方法も考えられます。