治験コーディネーターの志望動機、面接

面接での最大のポイントは志望動機

治験コーディネーター(CRC)は治験数の増大とともに需要が高まりつつあり、現在、注目が集まっている職種のひとつです。

看護師や薬剤師、臨床検査技師など医療系の有資格者を中心に、転職を希望する人も増えていますが、CRCは特殊な職業であり、資料も多くないため、面接で何をどのように答えるべきか悩む場合も少なくないようです。

とくにそれまで治験にまったく携わったことのない方にとっては、どのように対策すればよいか困ることがあるかもしれませんが、何が重要かを把握したうえで、自分なりの答えを用意して面接に臨むことが大切です。

面接ではさまざまなことが質問されますが、そのなかで最も重視されるのは志望動機です。

CRCを目指す理由は人によって違いますが、「なぜ他の職業ではなく、CRCになりたいのか」をはっきりと答えられるよう、準備しなければなりません。

そのためには、まず自分が治験のどんなところに興味や魅力を感じたのかを整理しておくことが重要です。

医学や薬学の知識、または患者さんとのコミュニケーション能力が活かせる、新薬の開発に携われる、患者さんの助けになれる、など自分なりの答えをリストアップし、CRCでなければならない理由にまとめましょう。

ポジティブかつ積極的なアピールを

治験業界やCRCに興味をもった理由に加え、面接ではそのほかにも、CRCに活かせるスキルや経験、転職理由、入社を希望する企業に対する志望動機などが聞かれます。

スキルや経験に関しては、前職が医療従事者の場合、看護師であれば患者さんとのコミュニケーション能力、薬剤師であれば薬に関する知識、臨床検査技師であれば検査や検査結果の知識などがあげられます。

医療従事者出身でない場合は、治験をどこまで理解できているかがポイントとなります。

転職理由は、実際の事情がどのようなものであっても、ネガティブに捉えられないようにしなければなりません。

残業や給与などの待遇や人間関係が原因と答えると、転職先でも同じように辞めてしまうかもしれないと懸念をもたれることになりますので、そのように受け取られないよう答えを用意しておきましょう。

また企業に対する志望動機は、企業の特徴を調べて、その点に魅力を感じたというように答えるのがよいでしょう。

勤務地や雇用条件などのみが理由とならないよう、注意しておく必要があります。