コピーライターに才能は必要?

才能よりも技術

コピーライターというと、「ペンを握り、すらすらとカッコいい一行のキャッチフレーズを生み出す」というイメージが根付いているせいか、「一部の才能ある人だけができる仕事」といわれることがあるようです。

しかし、第一線で活躍するコピーライターたちの多くは、「コピーライターの仕事に才能は必要ない」と話します。

コピーライターの生み出す言葉は、決して「ひらめき」や「センス」だけで成り立つものではありません。

コピーライターは、コピーを書く過程において、まず企業やブランド、商品、サービスの特徴や特性を深く理解し、その広告で何を伝えたいのかを考え、ターゲットに振り向いてもらうための最もよい言葉を考え抜きます。

そこでは論理的な思考力が必要とされますが、こうした「コピーの考え方」は「技術」といわれています。

技術は勉強や訓練をすることで身につくため、正しく学べば誰でもコピーは書けるようになります。

考え抜いた先のひらめきはある

技術を磨けば、それなりのコピーは書けるようになりますが、この仕事においてプラスアルファで重要とされるのが「オリジナリティ」や「個性」といった部分です。

コピーには数学のような絶対的な正解がないため、「万人に書けるコピーを作っても面白くない」といわれることもあり、ときに変化球を織り交ぜたユニークなコピーを考える必要も出てきます。

こうした部分は100%技術だけで生み出せるものでもなく、個々のセンスや感性も絡んできます。

基礎をきちんと身につけて、ひたすら自分の書くべきコピーについて考えた先に、ある瞬間ものすごい「ひらめき」が出てくることはよくあるといわれます。

「伝えたい」気持ちが大切

コピーライターとして最も大切なことのひとつが、「伝える」仕事であることをつねに認識しておくことです。

「伝えたい」という気持ちが強ければ強いほど、コピーに対する思い入れや思考も深まっていくものです。

「自分の言葉で思いを伝えるんだ!」という情熱こそが、コピーライターにとって何より大切なことだといえるでしょう。