コピーライターは激務?

企業によって天地雲泥の差が

締め切り前の残業や休日出勤がやむを得ないのは広告業界の常識です。

やり手のコピーライターほどたくさんの仕事を抱え、残業が多くなりがちですが、労働環境や待遇には企業によってかなりの差があります。

一概にはいえませんが、大手広告代理店の社員→フリーランス→中小の広告代理店→制作プロダクションの社員、という順で激務度合いが増していくといえるでしょう。

広告制作はチームを組んで行うものですが、コピーをひねり出す段階では一人で頭を抱える時間が多くあります。

机に向かっている時間だけでなく、起きている時間はもちろん、ときには眠れずにひたすらコピーのことを考え続けることにもなるでしょう。

大手広告代理店の社員の場合

忙しい人であっても定時以降は残業手当が支給されるため、しっかり見返りを得ることができます。

近年は「フレックス制」を採用する企業も増えていますし、そうでなくても長時間残業した翌日は遅めの出勤が認められる企業がほとんどです。

また、休日出勤分も仕事が空いたタイミングで代休を取ることができ、有給休暇や特別休暇の取得もスムーズです。

年2回のボーナスが滞ることもめったにありません。

こうした待遇から、激務の日とそうでない日を平均して見ると、大手広告代理店の社員の場合は「激務」というほどではないかもしれません。

しかし、たくさんの案件に追われて忙しく働く人が多いのも事実です。

フリーランスの場合

人によってまちまちではありますが、フリーランスの場合はある程度自分でスケジュールを調整することができることが強みです。

会社に気兼ねすることなく、ここぞという時には激務をこなし、一段落したらまとまった休みを取るなどのメリハリのある仕事の仕方が可能です。

ただし、売れっ子コピーライターになると、次から次へと案件の依頼が入ってくる「うれしい悲鳴」をあげることになるかもしれません。

中小の広告代理店・制作プロダクションの社員の場合

企業の規模や経営方針にもよりますが、最も激務であるといえるのが中小の広告代理店や制作プロダクションの社員です。

給料は「年俸制」や「固定給制」で、残業手当やボーナスが支給されない企業が多々あるのが実情です。

社員数が少ないためディレクションやプランニングなども含めて幅広い仕事をこなすコピーライターが多く、深夜残業でタクシーで帰っても、翌朝10時頃からいつも通り仕事をこなさなければならないこともあります。

代休や有給休暇を申請するにも上司や同僚に気を遣わなければならないなど、気苦労も多いようです。