有名な女性のコラムニスト

ヘレン・トーマス

有名な女性コラムニストといえば、1920年にアメリカのケンタッキー州ウィンチェスターで生まれた、ヘレン・トーマスが挙げられるでしょう。

1942年にミシガン州デトロイトにあるウェイン州立大学を卒業し、ワシントン・デイリーニューズに入社しますが、人件費削減のため解雇されてしまいます。

そのため1943年にUPI通信社へ転職し、2000年に退職するまでさまざまなコラムを執筆しながら、ホワイトハウスでジョン・F・ケネディ大統領をはじめ、歴代の大統領を取材するジャーナリストとして注目を集めました。

退職後もフリーランスの特派員およびコラムニストとして活躍しましたが、2010年に反イスラエル発言で物議をかもし、責任をとって引退したあと2013年に92歳で亡くなりました。

ナンシー関

日本の有名な女性コラムニストといえば、ナンシー関が挙げられるのではないでしょうか。

1962年に青森市で生まれ、1982年に法政大学(文学部第二部)へ入学しますが、雑誌『広告批評』主催の「広告学校」に通うようになり、その人脈からコラムニスト・えのきどいちろう(1959- )に認められ、大学は中退します。

さらに当時『ホットドッグ・プレス』(講談社/1979年創刊)編集部に勤務していた、マルチクリエイター・いとうせいこう(1961- )に「ナンシー関」と命名され、消しゴム版画とイラストとコラムで活躍するようになります。

さまざまなコラムを執筆し、『週刊朝日』(朝日新聞出版)の『小耳にはさもう』や『週刊文春』(文藝春秋)の『テレビ消灯時間』といった連載をもち、代表作になりましたが、2002年に39歳で亡くなりました。

深澤真紀

2006年にウェブマガジン『日経ビジネスオンライン』(日経BP)で、「草食男子」と「肉食女子」を命名したのが、女性コラムニストの深澤真紀です。

1967年に東京で生まれ、早稲田大学(第二文学部)在学中に女子学生のためのミニコミ『私たちの就職手帖』(1980-1998)副編集長を務めました。

大学卒業後は複数の出版社を経て、1998年に企画会社「タクト・プランニング」を設立し、代表取締役社長に就任します。文芸評論家・斎藤美奈子(1956- )のマネジメントやコラムの執筆、講演などを行っています。

また2009年には「草食男子」が流行語大賞トップテンを受賞し、2010年からはフジテレビ系情報番組「とくダネ!」のコメンテーターを務め、2014年からは淑徳大学の教授にも就任しています。

代表作として『草食男子世代-平成男子図鑑』(光文社知恵の森文庫/2009年)、『女はオキテでできている―平成女図鑑』(春秋社/2010年)などがあります。