コラムニストの仕事内容

コラムの執筆

コラムニストの仕事内容は、とにかくコラムを執筆することです。コラムとは、新聞などの囲み欄(らん)のことを意味します。

新聞、雑誌、ウェブサイトなどの媒体(メディア)に、ニュース以外の、評論やエッセイなどの短い文章、すなわちコラムを提供します。

社内の新聞記者や編集者などがコラムを執筆することもありますが、一般的にはフリーランス、あるいは外部からのコラム提供者のことをコラムニストという場合が多いでしょう。

仕事の依頼元の担当編集者などとやりとりをして、コラムの掲載コーナー、テーマ、タイトル、文字数、締切、原稿料などの指示を受けます。

それから読者ターゲットや担当編集者などの意向をじゅうぶん考慮し、コラムを執筆します。短い文章のなかでも読者の心を動かすような工夫が必要です。

書き上げた原稿は担当編集者のチェックを受け、修正点があれば書き直し、原稿を完成させます。コラムニストはコラムを納品することで著作権を依頼元に委ね、原稿料を受け取ります。

ネタ探しや情報収集

コラムニストは、同じ文筆業でも小説家、作家、文芸評論家、脚本家、劇作家、放送作家、詩人、歌人、俳人、作詞家とは、書く内容が異なります。

ジャーナリストやエッセイストとは書く内容が重なる点もあり、コラムニストと兼業する人もたくさんいますが、厳密には報道(ニュース)か否か、著作権の有無に違いがあります。

客観的な事実をもとに主観的な見解をはさんだコラムを執筆することがコラムニストの仕事ですが、そのためにはコラムのネタを探したり、取材したり、読者ターゲットの志向性を調査したりすることもあります。

また電子書籍元年といわれた2011年より、出版業界は飛躍的にデジタル化が進んでおり、コラムの掲載される媒体(メディア)が新聞や雑誌などの印刷物であっても、テキスト(原稿)のやりとりはテキストファイルを使っておこなわれるのが一般的です。

さらにブログやSNSの普及によって誰もが多くの人に向けてテキストを発信できるようになり、こうしたツールを活用してコラムニストになる機会も増えている反面、コラムの質の低下や原稿料の価格破壊も巻き起こしています。

コラムニストとして仕事を継続するためには、文章力の向上や、ネタの充実を図ることも重要な業務といえるでしょう。