コラムニストの給料・年収・収入

新聞記者の年収

コラムニストにはさまざまな勤務形態があり、新聞社や出版社、編集プロダクションなどの社員であれば、給料というかたちで収入を得ることになります。

しかし新聞社に勤務しながらコラムを執筆する人のことは、コラムニストというより新聞記者というほうが一般的でしょう。また同じ新聞記者であっても会社の規模や勤続年数によって収入に幅があります。

参考までに厚生労働省の「平成26年賃金構造基本統計調査」をみてみますと、記者の平均年収は8,136,900円(平均年齢:39.2歳/勤続年数:14.1年)となっています。

約800万円の年収は、同じ勤続年数の一般的なサラリーマンの平均年収が400~500万円ほどといわれていますから、非常に高いと考えられます。

ただし新聞記者のなかにもさまざまな業務があり、コラム以外のニュース記事などを執筆する人も数多く含まれますから、コラムニストの年収としては実態に即していないかもしれません。

原稿料の相場

では、実際にコラムニストの収入はどれぐらいなのか、考えてみましょう。

フリーランスのコラムニストはエッセイストとあわせてライター(フリーライター)とくくられることもありますが、両者のあいだには著作権に関する違いがあります。

エッセイストの場合は、著作権が執筆者本人に帰属しますから、エッセイ集を単行本(または文庫本)で刊行する際に、印税収入が発生します。

しかしコラムニストの場合は、コラムの原稿料と引き替えに著作権を出版社などに委ねますので、原稿料以外の印税収入はありません。

その原稿料はコラムニストの力量や人気などによって大きく異なりますが、一般的な相場は400字で5,000円ほどといわれています。

雑誌の1ページがおおむね1,600字で、原稿料は2万円ほどということになります。コラムニストによっては雑誌1ページで2万5,000円から3万円の原稿料を得る人もいます。

ただしコラムの掲載される媒体(メディア)が雑誌や新聞などの印刷物ではなく、ウェブサイトの場合、原稿料は下がる傾向にあります。

400字で2,000円の原稿料が最低ラインといわれていましたが、現状は1,000円を切るなど価格破壊が起きているようです。

もちろん多数の連載を抱える人気コラムニストであれば、年収800万円も夢ではないと思われます。すべては読者や編集者から必要とされるコラムを執筆する実力があるかどうか次第といえるでしょう。