専門学校の種類(読了時間:2分2秒)

専門学校は、日本全国に2000~3000校ほどもあるといわれており、その数は大学や短大をあわせたものよりもだいぶ多くなっています。

しかし、ひとくちに専門学校といっても、学校ごとに勉強することや目指せる職業・仕事もさまざまです。

ここでは、そんな専門学校の種類について詳しく見ていきたいと思います。

8つの分野がある

世の中にはさまざまな専門学校がありますが、それらを学べる分野ごとに分類すると、大きく下記の8つを挙げることができます。

工業分野

情報処理、マルチメディア、自動車整備、土木・建築、電気・電子工学など。

農業分野

農業、園芸、畜産、フラワー、バイオテクノロジーなど。

医療分野

看護、理学・作業療法、臨床検査、柔道整復、歯科衛生、歯科技工など。

衛生分野

栄養、調理、製菓、美容、理容など。

教育・社会福祉分野

保育、幼児教育、社会福祉、介護福祉など。

商業実務分野

経理、簿記、観光、ホテル、秘書医療事務など。

服飾・家政分野

アパレル、ファッション、スタイリストなど。

文化・教養分野

デザイン、音楽、スポーツ、演劇・映画、通訳・翻訳など。

一般的には専門学校の多くが、上記8分野のより詳細なジャンル(看護、美容、スポーツなど)を学校名にも付けて「〇〇看護専門学校」のようにしています。

ただし、「〇〇商業専門学校」のように、大分野の名前がついている専門学校もあるため、そこで具体的に学べる内容については、カリキュラムをよくチェックする必要があります。

専門学校によって設置学科・コースは異なる

ここまで見てきたように、専門学校で学べる分野は多岐にわたります。

また、たとえば同じ「衛生分野」の学校であっても、栄養と調理、製菓のそれぞれについて専門的に学べる学校もあれば、調理のみに特化した学校もあります。

専門学校によって設置されている学科やコースは異なり、具体的に学べる内容や授業科目、カリキュラム、進路も変わってきます。

学校選びの際には、そこで学ぶことでどのような能力を身につけられるのか、将来はどのような職業や仕事に就けるのかをよく調べておくことが重要だといえます。

好きなこと、興味のあることを学ぶ

専門学校は、幅広い教養を身につけて学術的な研究を行う大学とは異なり、特定の分野に的を絞った実践的な勉強をすることが学びの中心となります。

資格取得や就職に直結するカリキュラムとなっているため、自分が専門学校で学ぼうとしている内容に本当に興味を持てるのかどうかが、専門学校での日々を充実させることにもつながってくるといえるでしょう。

多くの学生が、確固たる目標に向かって勉強している専門学校の就職率の高さには定評がありますが、万が一、専門学校での学びに興味が持てなくなってしまったり、まったく別の職業・仕事に進路変更したいときには、「つぶしがききにくい」というデメリットもあります。

もしかすると、その学校は辞めて、また別の学校へ入り直さなくてはならないことになるかもしれません。

こうしたポイントをよく理解したうえで、専門学校選びを進めていくとよいでしょう。

専門学校では、世の中のありとあらゆる職業に関連する学びができるといっても過言ではありません。

ただし、ほとんどの専門学校が、ここで紹介した8つのいずれかの大分野に分類することができます。

普段は専門学校の種類について意識することはあまりないかもしれませんが、専門学校選びの際の参考にしてください。