専門学校に行くメリット、デメリット(読了時間:2分17秒)

これから進学先を考えている人は、専門学校に行くか、それとも大学や短大へ進むかなど、さまざまな可能性のなかで迷っているかもしれません。

実際、進路の選択肢はたくさんあり、人によってどの道を選ぶのがベストといえるのかは異なります。

ここでは、専門学校に焦点を当てて、そのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

専門学校で学ぶ目的は?

専門学校のメリットを紹介する前に、専門学校の目的について考えてみましょう。

専門学校は、おもに職業や実際生活に必要な能力を育成したり、教養の向上を図ることを目的とした学校です。

大学や短大が幅広い教養を身につけたり専門的な学問や学術の研究を行ったりするのに対して、専門学校ではある分野に特化した勉強をし、卒業後にはその学びに関連する職業に就くことを目指します。

そのため、専門学校での授業は講義もありますが、とくに実習が多く設けられており、より仕事に直結する実践的な知識や能力を身につけることに重きが置かれています。

「就職に役立つスキルを身につけたい」「仕事に必要な資格を取得したい」といった思いがある人にとっては、それを実現させやすい環境という点においてメリットになるといえるでしょう。

こうしたことから、早い段階で目指す職業が明確になっている人は、専門学校へ進学するケースも多いです。

職業によっては、専門学校卒が有利になることも

専門学校で学べる分野は、大きく「工業、農業、医療、衛生、教育・社会福祉、商業実務、服飾・家政、文化・教養」の8種類に分けることができます。

各分野は、さらに細かく分類することができますが、たとえば医療系の柔道整復師歯科技工士などのように、なるために国家資格の取得を目指していく職業であったり、声優アニメーターなど特殊なスキルを要する職業などに関しては、専門学校で学ぶことが、希望の職業に就くための近道となることがあります。

もちろん、大学や短大からでもそれらの職業を目指せることもありますが、専門学校ではその仕事に就くことを大前提としたカリキュラムとなっているため、特定の分野についてより深く学んでいけることがメリットになります。

専門学校でみっちりとスキルアップした結果、就職活動でも有利になることがあります。

専門学校のデメリットはある?

ここまで専門学校のメリットについて見てきましたが、良いことと悪いことは表裏一体であり、デメリットといえる部分もあります。

たとえば、専門学校を卒業すれば、当然ですが「大卒」の学歴を得ることはできません。

大手企業への就職活動では、大卒であることが応募条件とされる場合もあるため、専門学校卒となると応募すらできない可能性があります。

もちろん、学歴不問や専門学校卒でも応募できる企業もたくさんありますが、自分が希望する業界や進路によっては、大卒のほうが選択肢の可能性が広がることがあります。

また、専門学校は2年制のところも多いため、4年制大学よりも短い期間で学んで社会に出ることが可能です。

修業年限が短ければその分だけ学費などの負担も減りますし、早く稼げるようになることもできます。

しかし、専門学校では特定の分野に集中して学んでいくため、もし途中で学んでいる分野に興味を持てなくなってしまった場合、進路変更することが少し大変になるかもしれません。

一方、大学では専攻以外にも一般教養として広い学びをしていくため、さまざまな経験をしてゆっくりと進路を考えていきたいという人には、大学のほうがメリットが大きいといえるでしょう。

専門学校に行くメリットとデメリットは、人によっても捉え方が変わるものです。

まずは自分がどのような職業や仕事に就きたいのかをイメージし、それを実現させるには専門学校に行くのがいいのか、それとも大学など別の学校のほうがいいのかを考えてみてください。

そのうえで、選んだ学校に進学した場合の自分にとってのデメリットまで考えて納得できれば、きっと充実した学生生活が送れるでしょう。