地方国公立大学 理学部 化学科の口コミ(読了時間:2分12秒)

喫茶去さん 21歳 男性

化学科を目指した理由

もともとは薬(特に創薬)に興味があり、人間の体の中でおこるさまざまな反応(とくに化学的な反応)を学べるであろう薬学や創薬科学を扱う学部を見据えて勉強をしていました。

学力との兼ね合いや将来的に薬の道へも進めるという理由で最終的に理学部化学科を目指しました。

化学科で学んだこと・役に立っていること

理学部という学部は、自然の原理を科学的なアプローチで解き明かすことに重きが置かれています。(工学部などは原理を利用することに重きがあります)

この理学的な思考は、日常生活や仕事(あるいはアルバイバイト)において常に「なぜ?」を考えることを習慣にしてくれます。

なぜ今うまくいったのか、なぜ今回は失敗したのか、根本にある問題を冷静にみつめる癖がついているおかげで、問題解決能力が高くなったと思います。

化学科の雰囲気

理学部は物理学科や数学科など多数の学科にわかれますが、中でも化学科は真面目な学生が多い印象です。

もともと薬学部を目指していた学生も多いため、他学科と比べると入学時から意識レベルが他学科よりも高いのだと思います。

男女比はおよそ7:3です。

理学部のなかでは女性の割合が高いほうだと思います。

化学科の楽しかったところ

さまざまな試薬を使った実験を行えるのが理学部化学科の魅力だと思います。

大学生とはいえど、自分の調製しているサンプルが目の前でキレイに色を変えていく様子には、小学生のころ感じたようなワクワク感があります。

思うようにいかない実験やレポートの作成など大変なこともありますが、それらも含めて本当に学べていると感じるので楽しいです。

化学科のつらかった・大変だったところ

理学部では他学科の専門分野についても知識としてある程度勉強することになります。

学年があがるごとに専攻する学科の専門性があがることはもちろんですが、それに伴って必要となる他分野のレベルもあがります。

私は化学科ですが物理と数学は苦手だったため、そこでつまずきました。

化学科の卒業後の就職先・進路

例年約3~4割の学生は大学院へいきます。

また理学部の場合は教員として学校へ勤務する人も多い印象です。

とくに数学科は教員になる学生が多いです。

私の所属する化学科はそれに比べると少ないです。

また、企業へ就職する学生も同じく3~4割ほどいます。

製薬会社など専門性の高い企業にいく学生もいますし、理系とは関係のない企業で働く人もいます。

卒業後の所感・メッセージ

自分の興味のある学部・学科を見つけてそこを目指すのが一番良いですが、注意して欲しいのは必ずしも自分が好きな分野だけを学べるというわけではないということです。

どの学部・学科も突き詰めればひとつにまとまります。

その際には必ず他の分野の知見から助けを借りることになります。

そんなとき、自分の興味の幅を広げられるチャンスだとポジティブに捉えられるように、決して逃げの選択としての学部や学科を決めないでください。