都内理系私立大学 理学部第二部 数学科の口コミ(読了時間:2分50秒)

i_yuukiさん 42歳 男性

数学科を目指した理由

私は子供のころから数字が大好きで、算数や数学の成績は小学校から高校まで常にトップを維持していました。

常に疑問に思うことが多く、教科書や参考書に書かれていないもう一歩先を求めており、数学の先生に個別に質問することが多かったです。

そして、高校の内容以上にもっと数学を究めようと思い、理学部数学科に進学しました。

数学科で学んだこと・役に立っていること

大学の数学は、高校までと異なり、証明が殆どです。

この証明というのは高校でも少し出てきているとは思いますが、数式入りの論文と言えばわかりやすいかと思います。

計算よりも論理の方がメインになってしまうので、正直少し矛先がずれてしまった気はしました。

そして、就職した後に役立ったかと言うと、当初システム運用会社のSEになりましたが、残念ながら大学で学んだ数字や計算のようなものは殆ど役に立っていません。

物事を進める時に論理的な考え方が身に付いたくらいかも知れません。

数学科の雰囲気

簡単に言えば、まじめでおとなしく、硬いイメージでしょうか。

勉学一筋という人も多かったです。

私の場合、第二部でしたので、授業が午後4時から9時という時間帯に行われておりました。

もちろん、日中は仕事やバイトという人も多かったです。

すなわち、友人たちの朝の顔は一度も見たことがない感じでした。

仕事やバイト疲れでの授業でしたが、それなりに楽しい雰囲気だったと思います。

ちなみに男女比は9:1でしたね。

数学科の楽しかったところ

授業の合間に友達と食堂で夕食を慌てて食べたり(昼で言う昼休みのような長い休憩時間が存在しなかったので)、試験前は皆で一緒に勉強したりとても楽しかったです。

放課後はパソコン室の開放を行っていたので、当時自宅にパソコンが無かった私でもパソコンスキルも身に付けられました。

殆どの人が仕事やバイトとの両立でしたが、気分転換の場になって良かったと思います。

数学科のつらかった・大変だったところ

世間でも有名な進級の厳しい大学でしたので、私のいた学科も例外ではなく、友達も落第していきました。

そして私自身も普通にやって全出席しても単位を落とした科目も幾つかありました。

試験の時は時間のある限り勉強しておかないと痛い目に遭うと実感しました。

数学科の卒業後の就職先・進路

私は教職課程を取っており、中学校と高校の数学教師の免許を取得しました。

しかし、その当時の教員は狭き門でしたので、教員は諦めました。

とある友達は3年掛かってやっと教員になった人もいます。

大学院に進んで研究者コースも憧れでしたが、学費の問題もあり私は断念しました。

そうなると、大半が一般企業への就職になり、私もその中の一員になってしまいました。

いわゆるIT産業でSEというのが多かったと思いますが、実際には営業といった文理関係ない就職先の人も多かったです。

卒業後の所感・メッセージ

良かったところは、思いっきり勉強することができたことです。

一般教養という科目もあるので、数学以外を学ぶ時間ももちろんあって楽しかったです。

最終的には数学の中にある統計学という分野で卒業研究・論文を書かせて頂きました。

数学が好きで数学をもっと究めたい方には、理学部数学科が必ずしも当てはまるとは限りません。

むしろ、情報数理学科と言った「情報」とつく学科の方が良い場合もあります。

物理学科でも計算はたくさん出てきますが、専門的になるので何とも言えません。

あとは意外にも文系の経済学部経済学科も数学を使います。

高校生のみなさんは、実際にオープンキャンパスへ足を運び、学内の空気に触れ、実感して頂き、パンフレットの内容に対し、担当者に些細なことでも質問してみることをお勧めします。

目標が定まれば、受験勉強もはかどると思います。