マインドシェアとは(読了時間:2分58秒)

マインドシェアとは消費者のマインド、つまり心の中に占めるブランドの占有率のことです。

マインドシェアが高いとは一体どういうことなのか、またマインドシェアを高める方法について説明します。

マインドシェアが高いブランドとは

たとえば「カメラのメーカーといえばどこのメーカーが一番思い浮かびますか?」という質問で「キヤノン」と答えた人は、その人にとって「キヤノン」がマインドシェアNO1、ということになります。

企業にとってマインドシェアが高いほど、人々に認知されていることにつながるため、マーケティング戦略の役割の大きな目的の一つがマインドシェアの獲得であるということがいえるでしょう。

純粋想起と助成想起

このようにあるジャンルを指定して一番先に思い浮かべるブランド名を、調査をする人に全くヒントなしで回答できる状態を「純粋想起」といいます。

一方で、選択肢を与えたり、写真やヒントを提示すればブランド名がわかる、知っているという状態を「助成想起」といいます。

マインドシェアについて調査する場合は、純粋想起を調べます。

純粋想起と助成想起のどちらがその人にとってのブランドのインパクトが心の中に強く刻まれているかといえば、ヒントなしで思い出せる「純粋想起」でしょう。

メーカーの名前を知らないということは企業にとってはとても不利な状態であることはわかると思います。

しかし、純粋想起でマインドシェアNO1の商品が必ずしも売れるというわけではありません。

たとえば車を買おうと思った時には、日産のショールームに行くというように、お店を決めて行かないと買うことはできないので、まずブランド名を純粋想起できなければ困ります。

一方で、スーパーに並んでいてどこでも買えるような商品であれば、はじめからブランドを指名して買いにいく必要はありません。

スーパーに並んでいる商品から選ぶ場合は、ブランド名より商品のパッケージや成分などをその場で見て買うということも多くみられるからです。

このように商品の種類によって、マインドシェアを高めること、つまり名前を知ってもらうことがまず必要なのか、またはパッケージや性質などを伝えることで、スーパーで手に取ってもらう確率をあげることを目標にするかによって広告の作り方の戦略も異なってきます。

ハートシェアが高いことも大切

マインドシェアが高いブランドが、必ずしも売れているブランドとは限りません。

よく知られているブランドの中には、「嫌いだけれど知っているブランド」というものが存在するからです。

商品が売れるためには認知度が高い方がいいのですが、認知度だけでなく好感度も高いことが大切です。

消費者が買いたいと思うブランドとして消費者の心に占める割合が高いものを「ハートシェア」といいます。

つまり企業はマインドシェアを高めるだけでなくハートシェアを高める努力も必要ということになります。

マインドシェアを高めるためには

従来はマインドシェアを高めるにはCMなどマスメディアを通じての広告が一番効果的でしたが、インターネットでのさまざまな情報手段が発達している今の時代は、マスメディアを使った広告だけでは不十分になっています。

たとえばソーシャルメディアは日々更新することが可能なので、単に名前だけでなく、人々の意識の中にそのブランドの特質やイメージなどいろいろな情報を伝えることができます。

TwitterやLINEなどを毎日見ている人が、日々更新する企業のアカウントをフォローしていれば、ブランドの名前から、詳しい商品内容まで消費者の心の中に占める割合が圧倒的に高くなることは言うまでもありません。

そのため企業は自社のアカウントをいかにフォローしてもらうかも重要なカギとなります。

たとえばLINEの無料スタンプを用意し、フォローすることと引き換えにスタンプを使用できるようにするアイデアは効果的でしょう。

TwitterやFacebookでは、消費者との双方向のコミュニケーションを積極的にとることにより、より親近感を持ってもらうことができます。

そのためにもコミュニケーションのきっかけ作りとなる魅力的なコンテンツ作りも欠かせません。

このようにSNSの利用で、ハートシェアも同時に高めることができる広告戦略を併用することが、効果的といえます。

消費者の行動が変わるにつれて、マーケティング方法も変化させる必要があります。

これからの時代はマスメディアとウェブメディアを併用しながらきめ細やかにブランド名やブランドに対する知識や好感度を高めていくことが必要になるでしょう。

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