小売とは

一般消費者がメーカーの商品を購入するのは「小売」とよばれる販売店です。

食料品や日用品を扱うスーパーやコンビニ、100円ショップ、家電量販店、ホームセンターなどが代表的な例として存在します。

人々の生活に欠かせない小売業者はどのようにして利益を出し、メーカーや卸売業者との関係、小売業界の仕事をここでご紹介していきます。





小売業者のメーカーや卸売業者との関係

メーカーが商品を開発・生産した場合、一般消費者の手元に届くまで、メーカーが卸売業者に販売し、卸売業者が小売店(小売業者)へ商品を卸して店頭に並びます。

メーカー

卸売業者

小売店

消費者

ここでやっと消費者が購入することができるわけです。

なぜこんなややこしいことをしているのでしょうか。

卸売業者を仲介業者とも呼びますが、この仲介がないと、小売店はメーカーから直接取引をして商品を買い付けることになります。

企業の数としては、メーカーよりも小売店の方が圧倒的に多いものです。

メーカーは膨大な小売店の一つ一つに配達を依頼しないといけなくなります。これでは管理が大変です。

メーカーは直接小売店へ配送するのは管理がややこしい

たとえば、メーカーA社の工場で1日に100個の商品を生産するとしましょう。

100個を一箇所に送るのであれば楽ですが、小売店Bは3個、小売店Cは2個、小売店Dは5個…というように注文するとします。

工場からそれぞれ別々の店舗ごとに発送していたのでは、注文の管理もややこしく、運搬もムダが多くなります。

小売店も直接複数のメーカーに注文するのは大変

これは小売店にもいえます。小売店は消費者のニーズに応えるため、各メーカーの商品を置いています。

コンビニやスーパー、家電量販店にホームセンターなど、買い物にいけばすぐにおわかりかでしょう。

小売店が売れ行きに合わせて各商品をそれぞれのメーカーごとに注文をかけていては、膨大な時間がかかります。

また、一つのメーカーごとに納品されてきては、伝票のチェックなどにも時間がかかります。

トラックが到着したら、メーカーごとになるので、納品時間が一緒になってしまうと駐車場も満杯になってしまいます。

商品管理には卸売業者が必要

そこで仲介業者となる卸売業者へまとめて注文し、別々のメーカーの商品でも一括配送してもらうことで、納入にかける時間や発注にかける時間を短縮することができます。

メーカーは基本的に物流センターなどの倉庫へ商品を発送し、小売店からの注文をもらうと、卸売業者は各小売店への商品をまとめてトラックに乗せて配送します。

このように小売店には仲介となる卸売業者が必要になっていきます。

大規模化した小売業者は卸売業者を介さない

小売業者は卸売業者から仕入れた商品を消費者へ販売することで利益を得ています。

一方、大型ショッピングセンターなどの小売業者が全国に大規模化することによって、独自の物流センターを展開し、卸売業者を介さずにメーカーから直接仕入れることも増えてきています。

これにより、卸売業者への仲介料を削減することが可能となります。

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小売業界はどんな仕事?

小売業者は卸売業者から仕入れた商品を、消費者にいかに売りさばくかという点で、常に消費者目線で仕事を進めていかないといけません。

小売業界で働く人の特徴として、基本的に実力主義の店舗が多く、担当した売り場の商品が売れれば売れるほど、業績が上がっていきます。

給与や手当に反映される店舗も多いため、実力主義で働きたい人には向いているといえます。

また、卸売業者からサンプルとして商品を提供されたりしますので、食品を扱う場合には新商品や季節商品などを分けてもらえることもあります。

さらに、お客さまとの接点が多いため、直接お礼を言われたり、お客さまとの会話を楽しむことができるのも魅力といえます。

しかしながら、土日祝日は基本的に出勤となり、繁忙期となる正月、GW、お盆などの大型連休時にも、休むことが難しい店舗も多いのも事実です。

家族との時間が取りにくかったり、アルバイトが急きょ休んで人手が足りない場合は休日出勤するなど、精神的につらいこともあるでしょう。

この記事のまとめ

私たちが普段買い物する店舗はほとんどが小売店です。

買い物するときにどんな流通経路でこの商品が手元に届いたかを考えてみるのもよいでしょう。

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