進学大学に入学してから必要になるお金(読了時間:2分44秒)

進学先の大学が決まったら、いよいよ新しい生活のスタートです。 学校に払い込む授業料以外にも、通学定期代や教科書代など、学業のためのお金が必要になります。また、大学によっては研修や資格取得講座もあり、それを選択すると、別に費用がかかります。 まとまった金額が必要になるものは、リストアップして早めに準備し、慌てないようにしましょう。

授業を受けるために必要なお金

毎年、学校に授業料と一緒に施設費や実習費を払い込みますが、それ以外に、教科書代や実習の材料代、教材・用具代など、学科や授業ごとに指定されます。

教科書も専門書になると1冊3,000~5,000円ぐらいする本は珍しくありません。

このような修学費は、4年制の大学生では平均すると、年間5万円ほど支出しています。

理系の一部の学科では、パソコンの購入が必要になることがあります。

機能やソフトが指定されることも多く、その場合、一般の家庭向けパソコンより高くなってしまうこともあります。

また、文系であってもレポートの作成やネットでの調べ物用に、パソコンを購入する学生も少なくありません。

しかし、学校に備え付けのパソコンが使えることもあるため、入学してからどのようなものを買うか考えても遅くはないでしょう。

ソフトは、学生割引のあるものや大学生協で安く購入できることもあります。

授業以外に、課外活動としてサークルや部活に熱心に取り組む学生もいます。活動費は入るときに確認しましょう。

実習や研修にかかるお金

学科によっては、カリキュラムのなかに、国内や海外での研修や実習が組み込まれています。

全員ではなく希望者のみの研修もありますが、参加する場合には授業料とは別で交通費や滞在費用がかかることがほとんどであるため、必修の場合はあらかじめ準備しておきましょう。

夏休みや春休みには、海外での語学研修を実施する学校もたくさんあります。

プログラムによりますが、費用は30日で飛行機代・授業料・宿泊費が30~60万円ぐらい、ほかに滞在中の昼食代や交通費、観光の費用がかかります。

3・4年生でゼミや研究室に入ると、数日間、宿泊して合宿や調査研究を行うこともあり、旅行費用が必要となります。

資格取得にかかるお金

英語のTOEICや、簿記、情報処理の検定などは、就職に役立つ資格として人気です。

学科によっては授業に組み込まれていることもありますが、検定料やテキスト代は実費負担です。

これらの検定料は1回2,000~6,000円ぐらいです。取得する資格の種類が増えるとその分、お金や勉強する時間も確保しなければなりません。

公務員や会計士、司法試験など、目指す職業によっては、試験対策講座に通う学生もいます。コースにより数万~30万円ほどかかります。

また自動車の運転免許を取るなら、20万円〜30万円程度の教習所が多いようです。

就職活動にかかるお金

4年制の大学では3年生から、専門学校や短期大学では1年生の終わりから、企業のインターンシップや就職活動が始まります。

まずはスーツや鞄、靴などを買うことが必要です。

また、就職希望の企業が遠方の場合は交通費もかなりかかります。

就活が本格的に始まると、アルバイトも思うようにできなくなるため、就活費のやりくりを考えておく必要があります。

生活にかかるお金

また、学校生活だけではなく、日常的な生活費のことも考えなくてはなりません。

とくに一人暮らしをするとなれば、お金の問題はリアルにのしかかってきます。家賃や水道光熱費は親が払ってくれるという人も多いかもしれませんが、一部は自分で払うという人もいますし、奨学金を利用する人もいます。

仕送りをしてもらう場合にも、食費や娯楽に使うお金などはアルバイトで稼ぐ学生は少なくありません。

アルバイトでは、月に4万円前後の収入を得ている学生が多いようです。

月によっては遊びや飲みに行くことを控えるなど、収入と支出のバランスについて意識せざるを得ないことも出てくるでしょう。

なお、理系では実験やレポート作成にかなりの時間が割かれるため、アルバイトがあまりできないということもあるようです。

このように、学ぶためにはさまざまな費用をともないます。どんな学生生活を送りたいのか、将来どんな職業に就きたいのかなど、目標を持って入学後の計画を立てることが大切です。 学生時代にしかできない経験、そして学べないこともたくさんあります。そのなかで、大きなお金のかかることについては親と相談したり、アルバイトでお金を貯めながら準備したりして、充実した学生生活を送りたいものです。