コンペティターとは(読了時間:2分29秒)

「当社の製品のコンペティターとして想定される企業としては…」。会議やプレゼンの場面などでよく使われる「コンペティター」という用語。

なんとなく意味は分かるけれど、いざ説明を求められると言葉に詰まるという人も多いのではないでしょうか。

コンペティターとは競合他社のこと!

外資系企業などでは当たり前に使われるこの「コンペティター」という用語。

まずはその言葉の意味を考えてみましょう。

「コンペティター」(Competitor)という用語は、まず文字通りの意味で「競争相手」や「競争者」を意味します。

なお、こちらも同じくらい頻出する「コンペティション」(Competition)という用語は「競争」という意味で、「コンピート」(Compete)=「競争する」という動詞との関連で捉えると意味合いが理解しやすいと思います。

ビジネスやマーケティングの現場で「コンペティター」という用語が使われる際は、競争相手という文字通りの意味から、「競合他社」あるいは「同業他社」という、より具体的な意味に転化します。

自社にとってどのような会社がコンペティターとなるかについては、同一のマーケットに参入している会社や、同じ種類の製品やサービスを展開していて、同一の消費者をターゲットにしている企業が自社のコンペティターです。

競合分析はマーケティング戦略の要

もっとも、自社にとってコンペティターとなる企業がどこになるかという判断は意外に簡単ではありません。

たとえば、マクドナルドのコンペティターはどこになるかを考えると、同一市場内で同一の消費者を対象としているファストフード業界という切り口から、ロッテリアやモスバーガーなどがコンペティターとなることは容易にわかるでしょう。

しかし、マクドナルドを「低価格で気軽な食事を提供するお店」という切り口で考えると、コンペティターは必ずしもファストフード店に限らず、コンビニなども競合となります。

マクドナルドを「コーヒーを飲んで一息つけるお店」と考えるならカフェや漫画喫茶も競合となり得るでしょう。

このように考えると自社にとってのコンペティターとは、単純に同じ業界の競合他社だけではないことがわかります。

むしろ、自社が属している業界を超えて、本当に消費者の求めているものが何かについてしっかりと分析しなければ、「どこをコンペティターとするか?」という判断はできません。

もちろん、自社のコンペティターをどこに定めるかによって、自社のマーケティング戦略は大きく変わってきます。

その意味では、上述したような広い視野を持ったコンペティター分析が重要になってきます。

競合分析は競合のヒト•モノ•カネを分析する

競合分析(Competitor Analysis)はマーケティング戦略の要であるとお伝えしましたが、競合他社の選定が終わったら、具体的にどのようなステップでその分析を進めるのでしょうか。

競合分析ではまず、競合他社が扱う製品やサービスの分析が行われます。

具体的には、競合の商品はどのような性能やサービス内容を特徴としているか、市場での価格帯はどの程度か、販売経路をどのように定めているか、マーケティング戦略としてどのようなプロモーション活動を展開しているかなどを分析します。

また、競合他社が提供している製品やサービスだけでなく、競合他社の経営資源、つまり資金力はどの程度あるのか、あるいは生産設備はどの程度の規模であるかも分析の対象となります。

そして、企業の事業活動はそのトップのリーダーシップに左右されることも多いことから、そのリーダーがどういう人で、どのようなリーダーシップを展開しているかについても重要な分析項目となっています。

このように、競合分析とは、自社の市場競争力を高めるため、同一市場で相対する他社のヒト・モノ・カネを分析する重要なマーケティング戦略の一つといえます。

職業を探す

医療

心理・福祉・リハビリ

美容・ファッション

旅行・ホテル

飲食

教育・保育

自然・動物

運輸・乗り物

出版・報道

テレビ・映画

音楽・ラジオ

芸能

スポーツ

マンガ・アニメ・ゲーム

広告・デザイン・アート

コンピューター

保安

法律

国際

金融

建築・インテリア

事務

販売

オフィス

企業

公務員

葬祭・宗教

その他