「あいみつ」とは(読了時間:1分12秒)

会社に入ってから耳にするようになる「あいみつ」という用語、何のことだと思いますか?

今回は「あいみつ」の意味と使い方をここでご説明します。

「あいみつ」の意味は

「あいみつ」とは「あい見積り」の略語です。会社によっては「相見積もり」や「合い見積もり」と漢字で表記し、どちらの表記でも問題ありません。

表記の違いは単純に職場の慣例であったりすることが多いようです。

略語だと申し上げましたが、「あいみつもり」だと6文字なのでそれほど長くもないけれど、略してみたら4文字の上に、語呂もそんなに悪くないことから、「あいみつ」が使われている、その程度の理解でよいでしょう。

「あい見積り」とは?

では元の言葉の「あい見積り」とはどういう意味でしょう?

「あい見積り」とは「複数の取引先などに同条件で見積もりを提出させ、比較すること」です。

通常の見積りと決定的に違う点は、複数の競合が同条件で見積りを行うので、その物の値段や作業の値段が妥当な金額であるかどうかを知ることができます。

また、複数の競合が提出するため、自然に競争意識が働き、値段が安くなるというのも傾向としてあるようです。

「あいみつ」を使った具体的な会話

それでは、「あいみつ」はどのように使われるのでしょう? 具体例をみていきましょう。

「あいみつ」を使った会話例 その1

「今回A社は何社かのあいみつ取ってるみたいだから、いつもは丸める数字のところ、きっちり明細書いて出して。」

どうやらクライアントであるA社に合い見積もりを提出しなければならないようです。

合い見積もりでは条件を細かく設定されることもあるので、「いつもは丸める数字」つまり、どこかに付け替えてしまう数字や切り捨ててしまう数字を細目としてきちんと出して欲しいというオーダーのようです。

「あいみつ取って正解だな。いつもなら高く吹っ掛けてくるB社も今回は控えめじゃないか。」

あい見積もりをとると、仕事を受注するために平素よりも「勉強した値段」=「安い値段」を出して来たりすることもあります。

不当に仕事を安く受けさせると、下請法などに抵触する恐れがあるものの、あい見積もりだと安く仕事を受注してもらえるため、値引き方法としてあえてあい見積もりをとらせることも多いようです。

「あいみつ」は「あい見積り」であることをお分かりいただけましたか。

「あいみつ」をとるのも作るのも、いずれもテクニックが必要です。それはまた別の機会にお話しするとして、まずは言葉を知り、現場を知ることが大切です。