中卒、高卒から調理師になるには

中卒から目指す場合

中卒で調理師免許を取得したい場合は、調理について学べる学校に進学するか、飲食店で2年以上働き、調理師国家資格の受験資格を得る方法が挙げられます。

このうち、中卒者が進学できる調理関連の学校として、3年制の「高等専修学校」があります。

これは、都道府県知事が認可する専修学校のうち、「中学校卒業程度以上の者」が入学資格として認められているため、中卒者でも進学することが可能です。

そのほか、数は多くありませんが、調理師養成指定機関に認定された「調理科」を置く高校もあります。

このような学校に3年間通えば、卒業と同時に高校卒業の学歴と、調理師免許を併せて取得することが可能です。

高卒から目指す場合

高卒から調理師免許を取得したい場合も、中卒と同様に調理について学べる学校に進学するか、飲食店で2年以上働き、調理師国家資格の受験資格を得る方法が挙げられます。

高卒者が進学できる調理関連の学校として、厚生労働大臣が指定した調理師専門学校があります。ここで1年以上勉強して卒業すれば、試験を受けずに調理師免許を得ることができます。

そのほか、「調理師専攻」を置く短大で学べば、短大卒の学歴と調理師免許を同時に得ることもできます。

調理師免許を取らずに料理人を目指す道も

意外に知られていないことでもありますが、たとえ調理師免許がなくても、調理の仕事をしたり、料理人を目指すことは可能です。

全国には、和食や洋食をはじめ、業態さまざまな多くの料理店が存在します。

基本的に学歴はあまり問われない世界であるため、たとえ中卒であろうと高卒であろうと、意欲さえあれば雇ってくれる店もたくさんあります。

そういった店に「見習い」として入り、修行を積んでいけば、学歴関係なく立派な知識や技術を持った料理人としてキャリアを築いていけるでしょう。

ただし、店で修行をする場合、その店のオーナーや料理長の技術を間近で見ながら覚えていくことになります。

自分がどのような料理人になりたいのかをしっかりと考えたうえで、修行先を選ぶようにしたいものです。

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