調理師試験の難易度、合格率

調理師試験の難易度、合格率

調理師試験の合格率はどれくらい?

料理人として働く際に、必ずしも調理師の免許が必要というわけではありません。しかし、調理師免許を持っていることが応募の条件となっている場合があります。

調理師試験の合格率は一般的に60%〜65%ぐらいです。年々難しくなりつつあるといわれています。

調理師試験の試験は食文化論、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論の中から出題されます。

試験自体の難易度はそれほど高くなく、数ヶ月ほど勉強をすれば合格できるといわれています。

調理師になるには

調理師試験の受験資格

調理師免許は1年以上の専門課程を修めれば試験なしで交付されます。

つまり、調理師免許を取るのであれば、調理科のある高校、短大か調理師専門学校を卒業するのが一番の近道といえます。この場合は100%交付されるため、試験を受ける必要はありません。

試験を受ける必要があるのは、専門課程を履修していない人です。そういった人の場合は、2年以上の実務経験を積めば調理師試験の受験資格が得られます。

なお、2年以上の実務経験はフルタイムで働いていなくても構わないとされています。

バイトやアルバイトの場合、2年間週に4日以上、1日6時間以上、もしくは週に5日以上、1日5時間以上の勤務実績があれば実務経験の基準をクリアします。

勉強のコツ

調理師試験は受験する都道府県によって問題が異なります。問題作成者によって出題傾向が違うので、受験予定の都道府県の過去問題をチェックすることが必要になります。なお、過去問題はインターネット上でも閲覧できます。

独学で勉強する際は、各種参考書が出版されていますので、自分に合ったものを探してみましょう。問題に対する解説が充実しているものを選ぶと良い効果が得られます。

また、公益社団法人日本調理師会が主催する「事前講習会」に参加してポイントを勉強するという方法、同会が主催する調理師試験通信教育を受けるという方法があります。

調理師試験合格率の推移

調理師試験の合格率は、60〜65%の間を推移しています。平成25年度試験の合格率は61.2%でした。

調理師試験合格率_25

調理師試験合格率 都道府県別

調理師試験は各都道府県で実施されています。平成15年から平成25年までの平均合格率は下記のとおりです。

北海道 61.4%
青森 59.4%
岩手 64.7%
宮城 65.1%
秋田 77.4%
山形 66.4%
福島 80.5%
茨城 63.2%
栃木 72.7%
群馬 64.9%
埼玉 62.3%
千葉 56.5%
東京 56.1%
神奈川 66.0%
新潟 63.5%
富山 67.6%
石川 67.8%
福井 60.5%
山梨 62.6%
長野 66.2%
岐阜 64.9%
静岡 66.0%
愛知 59.7%
三重 71.7%
滋賀 64.0%
京都 62.2%
大阪 61.4%
兵庫 63.9%
奈良 66.4%
和歌山 70.3%
鳥取 63.2%
島根 66.8%
岡山 68.9%
広島 63.6%
山口 74.4%
徳島 61.5%
香川 58.3%
愛媛 63.5%
高知 61.2%
福岡 61.0%
佐賀 60.5%
長崎 56.9%
熊本 65.5%
大分 63.2%
宮崎 66.1%
鹿児島 59.6%
沖縄 57.5%

全国平均 62.3%

平成28年度 調理師試験の概要

試験日 平成28年10月8日(土) 13時30分 ~ 15時30分(実施都道府県によって変わります。)
書類提出 平成28年5月16日(月) ~ 6月27日(月) ※当日消印有効
試験地 各都道府県
受験資格 学歴及び職歴の条件を満たしている必要があります。

学歴

中学校卒業以上の者

職歴

上記の学歴修了後、調理師法施行規則第4条に定める下記施設で2年以上調理業務に従事した者
●飲食店営業
※旅館、簡易宿泊所を含む
●魚介類販売業
※販売のみで調理工程を認められていないものは除く
●そうざい製造業
※煮物(つくだ煮を含む)、焼物(炒め物を含む)、揚物、蒸し物、酢の物又は和え物を製造する営業
●学校、病院、寮などの給食施設
※継続して1回20食以上、又は1日50食以上調理している施設

職歴に関する注意事項

・パート・アルバイトで調理業務に従事している場合は、原則週4日以上かつ1日6時間以上の勤務が必要です。
・従事期間については、調理業務従事証明書の証明日現在で2年以上が必要です。
ただし、勤務先で1ヶ月以上の長期休暇などがある場合は、その期間を除いて2年以上の従事期間が必要となります。
・なお、従事期間については複数の勤務先(過去分)の合算が可能です。

試験科目 食文化概論、衛生法規、公衆衛生学、栄養学、食品学、食品衛生学、調理理論
試験方法 7科目全60問、マークシートによる四肢択一方式
合格基準 原則として全科目の総得点が満点の6割以上であるものを合格とします。
ただし、1科目でも得点が当該科目の平均点を著しく下回る場合は不合格とします。
合格率 60.5%(平成25年全国平均)
合格発表 平成28年11月30日(水) 10時
詳細情報 社団法人 調理技術技能センター

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