調理師になるために勉強すること

調理師試験を突破するために

「調理師」と名乗って働くためには、調理師国家試験に合格して、調理師免許を取得しなくてはなりません。

調理師国家試験は「食文化概論」「衛生法規」「公衆衛生学」「栄養学」「食品学」「食品衛生学」「調理理論」の7科目で構成されており、これらについて事前に勉強をしておく必要があります。

上記のうち、「衛生法規」「公衆衛生学」「食品衛生学」は法律に関するものであり、多少専門的といえる内容を覚える必要があります。

しかし、それ以外の科目については、それほど難しいものではありません。

日本や海外の食文化、野菜の切り方の名称、5大栄養素のはたらきといった、私たちが生活していくなかでも馴染みある内容が多くあります。

日ごろから調理や食に興味を持っていれば、特別な勉強をたくさんしなくても合格することは可能です。

勉強したことは調理師としての仕事にも生きる

調理師国家試験をパスするために勉強して身につけた知識は、実際に調理師として働き始めてからも生かすことができます。

たとえば、「穀類」や「いも類」といった食品の種類やその特徴を覚えれば、メニューを考えたり効率的な調理方法を考えたりするときにも役立ちます。

また、食中毒を防ぎ、安心・安全に調理を行うための正しい知識も、調理の仕事ではおおいに役立ちます。

技術力の向上も必要

調理師国家試験は、受験資格として調理師の学校で1年以上学ぶか、飲食店などで2年以上の調理の実務経験が求められます。

つまり、国家試験そのもので実技は行われませんが、調理の基本的な技術を身につけておくことが前提となっています。

調理師の学校でも講義と併せて実習に力を入れているところが多く、そこでは包丁の扱い方からはじまり、日本料理・西洋料理・中国料理といったさまざまな種類の料理を覚えながら、日々調理師としての技術を磨いていきます。

仕事体験談