調香師への転職

調香師への転職は狭き門

新卒と転職とに関わらず、調香師の求人は極めて少ないと考えて下さい。

タイミングよく見つけたとしても経験者を求めていることが多く、調香とは無関係の職業から転職を成功させることは極めて困難であるといえるでしょう。

食品や化粧品の中途採用に応募し、研究部門への配属を希望しても通らないことも多々あります。

ただし、理系の大学を卒業していたり、前職が理系の企業であったりした場合、タイミングがよければ調香を行う研究職につける可能性もあるかもしれません。

転職には専門学校が強い

調香師への転職を希望する場合は、調香の専門学校への入学をおすすめします。

そもそも調香の専門学校は転職希望の社会人もとても多いため、非公開の求人が集まる傾向にあります。

働きながらの通学は苦労も絶えないでしょうが、周りの学生も同じような境遇であるため、切磋琢磨しながら乗り切れるはずです。

また、講師陣を始めとする専門学校のスタッフは転職を成功させるためのノウハウを持っているため、日々の授業に真摯に取り組めば良きアドバイスを得ることもできるでしょう。

日本は世界的に見ても調香の専門学校が多いため、調香技術を学べる教育機関が充実しているといえます。

そのため、調香に関する基本的な知識や技術のある専門学校の卒業生を即戦力として採用しようとする企業も少なくないようです。

独り立ちするには時間がかかる

調香師が一人前になるまでに要する期間は10年ほどかかるといわれています。そのため、転職を志す年齢はなるべく早い方がよいかもしれません。

自分のライフプランを考えて転職の決断をするようにしましょう。

また、転職後も少なくとも10年は勤務する覚悟を持つべきです。

調香師には公的な資格がない分、自身の実力を示すために勤務実績が大きく影響します。

転職後に独立を考えている場合でも10年ほどは企業で経験を積み、1人前として認められることを目指しましょう。