調香師の留学

パヒューマーの本場はフランス

調香師は食品香料を扱う「フレーバリスト」と香粧品香料を扱う「パヒューマー」とに分かれます。

日本国内の調香師はほとんどがフレーバリストであり、パヒューマーは5分の1程度の数にとどまっています。

ところが調香の本場、フランスではその数は半々であり、世界的に活躍しているパヒューマーを多く輩出しています。

調香師の中でもパヒューマーを志している人は調香の本場であるフランスに留学するというのも有効な手段であるといえるでしょう。

ハードルの高い調香学校への留学

とはいえ、調香学校への留学は簡単にできるものではありません。

まず、日常会話程度の英語とフランス語が最低限必要になってきます。

調香学校への留学はあくまで調香に関する知識や技術を得るためのものであって語学力の向上を目的としたものではありません。

そのため、調香学校への留学を希望する場合は国内で十分に語学の訓練を受ける必要があります。

また調香学校への入学には莫大な資金が必要であるため、工面できるかどうかもいま一度考える必要があります。

さらに調香学校には毎年多くの入学希望者が殺到するため、いくら語学力があり、資金が準備できたとしても入学できるとは限りません。

過去には、定員が3人のところに3,000人の志願者が集まる、ということもあったようです。

調香学校への留学を希望する人は自身のライフプランも考慮した上で準備をするようにしましょう。

短期留学を利用しよう

フランスの調香学校への留学が非常に狭き門であることは前述のとおりですが、期間限定の短期講座を受講するという方法であれば、資金面では、だいぶハードルが下がります。

通常のカリキュラムが3年であるのに対して、1年や半年、1ヶ月の講座が設置されている学校もあるので調べてみるといいでしょう。

中には5日間の講座もあり、現職の調香師が研修で使うケースもあるようです。