ショコラティエの修行

まずは製菓学校で修行を

ショコラティエとして一人前になるためには、まずはチョコレートだけではなく洋菓子全般の知識をつけることが大切です。最初の修行の場として多くの人が選択するのが、製菓の専門学校です。

製菓学校の授業では「食品科学」「公衆衛生学」「栄養学」「洋菓子製菓理論」などの食品に関係する知識や「経営理論」を学びます。

学校によっては学生が作ったお菓子を実際に販売できるショップを持っているところもあり、お菓子作りからラッピング、販売までの全ての作業を、実習で学ぶこともできます。

製菓の専門学校の履修期間は平均で1年〜2年程度です。

海外に修行に行く人も

チョコレート菓子専門の職人であるショコラティエが数多く活躍しているのは、チョコレートの本場であるベルギーやフランスなどの海外です。

ショコラティエをめざす人のなかには、こういった国に留学をして、本場のチョコレート作りを学ぶ人もいます。

就職後は下積みからスタート

菓子店で実際に働けるようになったら、最初にすることは作業の一部を任せてもらうことです。

チョコレートを溶かしたり造形したり、新商品のアイディアを練ったり…というような根幹に関わる部分をいきなり任せてもらえることは、まずありません。

材料の下準備や完成品の装飾、ラッピング、販売など、簡単な作業を担当しながら先輩たちの仕事を見てコツを覚えていきます。

努力や実力が認められれば、徐々に大切な工程を任せてもらえるようになりますが、そこまでたどり着くために数年から数十年かかるのは珍しいことではありません。

華やかで楽しい世界に見えるお菓子作りは、厳しい職人の世界なのです。一人前のショコラティエになるまでには地道な努力が必要だということを覚悟した上で、この道を志すことが大切です。