地方公務員の手当

地方公務員の給与は、給料表で定められた「給料」と「諸手当」から成り立っています。諸手当には、職務に関連するものから生活に関連するものなどまでさまざまあり、充実した手当を受けられることが、地方公務員の人気を押し上げる理由のひとつにもなっています。

ここでは、そんな地方公務員に支給することができる主な諸手当について紹介します。なお、手当の具体的な支給額や支給方法は、各地方公共団体の条例によって定めることとされているため、自治体によって異なります。

職務関連手当

・地域手当
地域の民間賃金水準を反映するため、主に民間賃金の高い地域に勤務する職員に対して支給されます。

・特殊勤務手当
高所、水上、山上など、著しく危険、不快、不健康であったり困難かつ特殊な勤務を行い、給与上特別の考慮を必要とする職員に支給されます。

・時間外勤務手当
・宿日直手当
・夜間勤務手当
・休日勤務手当」
残業や深夜の勤務、休日出勤をした場合に支払われる手当です。

このほか、管理職に就いている職員に対して支給される「管理職員特別勤務手当」や「管理職手当」、都道府県立や市区立の学校に勤務する教員に対する「義務教育等教員特別手当」、また定時制学校や農業・水産・工業・商船の教育に従事する教員や助手に対する「定時制通信教育手当」や「産業教育手当」などがあります。

期末手当・勤勉手当

民間企業でいう「ボーナス」に当たります。

生活関連手当

・扶養手当
配偶者、子等、扶養親族のある職員に支給されます。

・住居手当
賃貸の物件に住んでいる職員に対して支給されます。

・単身赴任手当
異動に伴って転居し、やむを得ない事情により配偶者と別居して単身で生活する職員に対して支給されます。

・寒冷地手当
寒冷地に在籍する職員に対して支給されます。

人材確保手当

・初任給調整手当
専門的な知識を必要とし、欠員の補充に特別な事情のある職に対して支給されます。

・特地勤務手当
離島や、生活の著しく不便な地で勤務する職員に対して支給されます。

・へき地手当
交通条件や自然的、経済的、文化的諸条件に恵まれない山間地、離島等に所在する公立の小・中学校等に勤務する教員と職員に対して支給されます。

その他

このほか、自己都合や定年等の理由によって退職した職員に対して支給される「退職手当」、交通機関を利用している職員に対して支給される「通勤手当」などがあります。