地方公務員の志望動機・面接

志望動機の重要性

地方公務員といっても、さまざまな職種があります。役所で事務をやりたいのか、それとも警察や消防などに所属して働きたいのか。就きたい職種によって、将来携わっていく仕事内容や役割は異なりますから、当然、志望動機も変わってくるはずです。

ただし、すべての地方公務員に共通する使命があります。それは、「全体の奉仕者として、公共の利益のために働く」ということです。民間とは異なり、個別の利益を追い求めるのではなく、安全で暮らしやすい社会や地域を作るために働くのが地方公務員に求められている役目です。

よって、地方公務員の志望動機を考える際のベースになるのは、「地域やそこに暮らす人々のために頑張りたい」という気持ちだといえるでしょう。

社会貢献に対する思いや、世のため、人のために力を発揮したいという熱意は、地方公務員として働いていくうえで欠かせないものです。そのうえで、なぜ自分がそうなりたいと思ったのか?という具体例やエピソードを入れられると、より説得力のある志望動機になるはずです。

人物重視の傾向が強まっている

地方公務員試験は自治体ごとに行われているため、試験の内容や進め方などは自治体によって若干異なります。

しかし、大半は筆記試験と面接試験の両輪で行われており、とりわけ近年は「人物重視」にシフトする自治体が目立ち始めているといわれます。

その裏には、地方公務員が住民と密に接しながら行政サービスを提供することや、国際化が進み人々の価値観も多様化する中で、世の中の声を行政に生かしていける広い視野をもつ人が必要とされていることなど、さまざまな理由があるようです。

いずれにしても、面接の基本となるのは志望動機です。「安定している」といったイメージだけで公務員を目指す人もいるようですが、試験は決して倍率も低くないだけに、地方公務員になりたい熱意をしっかりと伝えることが大切だといえます。