シェフの修行・下積み

まずは下積みからスタート

シェフとは厨房の責任者ですから、それ以外の料理人はコックです。

店に入ると、まずは一人前のコックとして働けるように下積みを重ねていきます。

ただし店に入ったからといってすぐに包丁が持てるわけではありません。最初は仕事を覚えることと、環境に慣れるために雑用から始まります。

雑用とは掃除や皿洗い、片付け、野菜の皮むきといったいわば誰でもできる仕事です。

とはいえ誰でもできる仕事だからなおざりにしてもよい、というわけではなくシェフになるための最初の一歩です。

先輩たちが仕事をしやすいように整理整頓をして野菜の皮をむいておく、衛生を管理するためにしっかり清掃を行うなど、どれをとっても料理につながる大切な仕事。

下積み時代なくしてシェフにはなれないのです。

修行を経てシェフへ

どの規模の業態で下積みをするかにもよりますが、洗い物や掃除などを2年から3年程度行います。

そして、慣れてくると徐々に仕事を任されるようになり、店の戦力として頼られるようにもなっていきます。

修行の間は理不尽な指導や、早朝から深夜まで続く勤務で体力的につらいと感じるかもしれませんが、シェフになるという強い気持ちで前向きに取り組むことが大切です。

やらされている、やらなければいけない…といった義務感で仕事をすると成長が遅くなります。

自ら勉強する、もっと教えてほしいというような姿勢でいれば、先輩たちも喜んで指導してくれるでしょう。

仕事を覚えていくとどんどん面白くなりますから、諦めずにシェフになれるまで続けることが大切です。