ケアマネジャーの苦労 (体験談)

ケアマネの仕事は忙しい

ケアマネジャーとして、管理者を兼務し、1人で居宅介護支援事業所で働いています。介護業界に入って9年程ですが、ケアマネジャーとしてはまだ1年目。

一番の苦労は、ケアマネジャーとしての経験がほとんどない上、経営者の利益優先思考やケアマネジャーの仕事への理解がないことに苦労を感じています。

経営者はもっと介護保険の加算がとれるように考えてほしいと要求してくることがあります。また、私の前の職場の利用者を何人か利用者として連れてくるように言われたこともありあます。

ケアマネジャーは利益優先ではなく、中立的な立場で働いていかなくてはいけないのですが、経営者にその理解がないとケアマネジャーの仕事は大変です。

また、ケアマネジャーは研修が常にあります。仕事をいっぱい抱えていながら、長期間の研修に行く必要も出てきます。

私は管理者も任されているので、事業所で問題があった時、仕事の対応と研修への参加が重なって、そのスケジュール調整は大変でした。

ケアマネジャーは携帯電話を24時間離さず休日出勤もあります。自分のプライベートと仕事、管理者だけでなく、家族や身の回りの人間関係にも常に気を使っているように思います。

希望にそったサービス提供

私はすこしでも利用者の方の希望にそうようなサービスを提供できればと思っています。

そして、その方やご家族も含めて、生活しやすい環境を整えていくよう、お手伝いができればとも考えてプランを練っています。

ご家族の希望と利用者ご本人の希望が必ずしも一致するとは限りません。

よくあるケースとして、利用者ご本人はご自宅で過ごしたい、入浴も自宅で入りたいという思いがあるのですが、ご家族からはデイサービスを使って風呂に入ってきてもらいたい、家にいると独りで過ごして認知症になるのではと心配なので、デイサービスに行ってほしいなど、双方の思いが違うことがよくあります。

もし、その利用者の方が認知症等のため、自分の意思を相手に伝えられないというハンディキャップがあった場合、とくに慎重に対応していかなくてはいけません。

以前、食べ物の好き嫌いの激しい利用者の方がデイサービスを利用されることになり、食べ物の好みやおやつの嗜好についてデイサービスに事前情報を伝えたところ、後からその利用者の方から「なんで勝手に自分の好き嫌いを施設に伝えたのか」と苦情が入りました。

個人情報を事前に提供することに了承は頂いていたのですが、対応には細心の配慮を計らっていかなくてはいけないと痛感しました。

仕事体験談