ケアマネ研修は大変

ケアマネの研修の始まり

晴れて、ケアマネジャーの試験に合格した後は、ケアマネ研修をケアマネ人生がつづく限り何度も受けていかなくてはなりません。

最初のケアマネジャー研修は、ケアマネジャー試験合格後の「介護支援専門員実務研修(通称、実務研修)」があります。

この50時間という長時間の研修に全出席しなくては、ケアマネジャーとして働くことはできません。

研修は各都道府県によって行われています。

たいていの研修参加者は、仕事の合間に職場の承諾を得て研修に参加している状態で、皆へとへとになりながら研修を受けています。

介護保険制度についての説明や、ケアマネジャーの実務に必要な知識に関する講義、グループワークの課題などをこなします。また、研修中に、実際に利用者のケアプランを事例として作成するように課題が課せられます。

ケアマネの研修の種類

基礎研修課程

ケアマネジャーとして仕事を始めて1年未満の実務経験者に用意されているのが、「基礎研修課程」です。33時間の研修が行われます。

ケアマネジャーの質の向上を図ることを目的に、初心者ケアマネジャーの参加が求められます。

この研修に参加すると、同業者の初心者ケアマネジャーの人と出会うので、苦労を共に分かち合うような話ができることもあります。

現任研修

実務を続けていくと、次に待っているのが「現任研修」です。専門課程1と2に分かれており、一定の実務経験を得たケアマネジャーが、さらに専門性や技能を高めることを目的に開催されます。

各都道府県により研修時期は異なりますが、専門1が6日程度33時間で、専門2が4日程度の24時間行われます。

最近は、都道府県により研修費用が有料になってきているので、費用負担はケアマネ所属の事業所側持ちか、個人持ちかになります。

ケアマネジャーの研修を受けるためには、職場を休むことが必要になってきますが、雇用者側の考え方はさまざまです。

ケアマネジャー自身の有給休暇で研修参加をする場合もあれば、事業所側が社員教育の一環として研修に出しているところもあります。

主任介護支援専門員研修

ケアマネジャーの研修で、事業所側にメリットとなるのが、「主任介護支援専門員研修」です。

主任介護支援専門員、通称、主任ケアマネとは、介護支援専門員の知識・経験が十分にあり、ケアマネージメントを適切かつ円滑に提供できる知識や技術を習得した職種です。

他のケアマネジャーへの指導や助言をするスーパーバイザー的な役割があり、地域包括支援センターには主任ケアマネジャーの配置が定められています。

また、この資格の保持者(主任ケアマネ)を配置している事業所には、特定事業所加算というものがつき、利用料が上乗せされるので、事業所から優遇されます。

ケアマネジャーのキャリアアップに有効な資格といえるでしょう。

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