キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の仕事内容

個人のキャリア形成を支援する

キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)とは「個人がキャリアに関する課題達成や問題解決を自主的に図れるよう、専門知識とスキルによって支援する人」のことをいいます。

その人にとって最適な職業を選択するためにはどうすればいいのか。

キャリアカウンセラーは、面談やグループワークなどを通して相談者の適性、能力、経験、価値観などを洗い出し、キャリアに関する悩みや迷いを解決に導くための援助を行います。

とくに、一般企業や学校のように、進学、昇進、就職、転職といったさまざまな悩みや迷いを持つ人が多く在籍する場所では、キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の力が強く求められています。

「キャリア」って何?

「キャリアウーマン」や「キャリア官僚」のように、「キャリア」という言葉を「高いステータス」といった意味に捉えている人もいるかもしれません。

しかし、本来キャリアとは「職業、職務、進路」などの意味を持ち、さらに近年では「個人の人生や生き方そのもの」と広義に捉えられるようになっています。

もっと具体的に見ていくと、「個人の生き方」という観点においてキャリアが示すものは、就職や転職など仕事そのものに関することだけではありません。

たとえば、勉強や趣味、ボランティア活動といったもの、もっと発展的にいえば、「生きがいを含めた個人の人生そのもの」のことを指しています。

そうした広い視点で、キャリアカウンセラーは専門的な理論とスキルに基づくカウンセリングを実践します。

カウンセリングを中心に行う

キャリアカウンセラーは、カウンセリングを行いながら相談者の問題解決に向けて支援していきますが、ここでいう「カウンセリング」とは、感情を整理する「心理カウンセリング」とは少々異なり、クライアントの価値観や能力を元に「問題解決」に導いていくことが中心テーマとなります。

「希望の職種に就くためにはどのような経験を積めばいいのか?」「自分に合った仕事はどのようなものなのか?」といったような視点から、一人ひとりに適したキャリア開発のアドバイスを行うのが、キャリアカウンセラーの役目です。