キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の特徴

一人ひとりタイプは異なる

かつて、キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)の仕事に関わる資格は、複数の民間資格や国家技能検定が乱立している状態でした。

しかし2016年、キャリアコンサルタントの国家資格が誕生し、厚生労働省はキャリアコンサルタントのレベルを「導入レベル」「標準レベル」「熟練レベル」「指導者レベル」という4段階で表現。

持っている資格によって、個々のレベルがどの程度なのか見えやすくなっています。

また、それまでは「キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)」名乗っていても、無資格であったりほぼ未経験に近いような人もいたようですが、現在は「キャリアコンサルタント」と名乗れるのは国家資格取得者のみと定められています。

しかし、資格だけですべてが決まるわけではありません。資格を持っていなくてもカウンセラーとしての能力が高い人もいれば、たくさんの資格を持っていても、ほぼ形だけの状態になってしまっている人もいます。

また、国家資格誕生前までキャリアカウンセラーの民間資格は非常に多く存在していたため、どの資格を取得するための勉強をしたかによっても、身につけた知識やカウンセリング手法が多少異なってきます。

同じ「キャリアカウンセラー」といっても、その人が持つ知識や経験、スキル、相談者へのアプローチの仕方は十人十色と考えておいたほうがよいでしょう。

ビジネスである前に人を助ける気持ちが強い

キャリアカウンセラーとして働く人の特徴として共通しているところは、「人」に対する想いが強いところといえるかもしれません。

もちろん、カウンセラーも生活のためには収入を得なければなりませんし、実際に「カウンセリング料」といった形で、仕事の対価としてお金をいただいています。

しかし、相談者と向き合っている時は、その人を助けたいという気持ちでいっぱいになっています。

キャリアカウンセラーはビジネスとして合理的に仕事をするよりも、奉仕精神が強く、人を助けたいという気持ちが強い人が非常に多いようです。

相性も見逃せない

いくら経験豊富で、多くの人が素晴らしいと認めるベテランのキャリアカウンセラーでも、ある相談者にとっては「自分にはこの人はどうしても合わない」といった気持ちが生まれる可能性は大いに考えられます。

基本的に、キャリアカウンセラーはどのような相談者に対してもしっかりと寄り添うことが求められますが、どうしてもうまくいかないときには別のカウンセラーにバトンタッチをすることもあるようです。

人と人が深く関わっていく仕事だからこそ、相性というものを完全に見過ごすことは決してできません。