キャリアカウンセリング(キャリアコンサルタント)のスキルを生かせる場

キャリアカウンセリングの必要性

キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタント)を目指す人の大半は、その代表的な就職先となる教育機関や企業、公的職業紹介機関などで活躍したいと考えるものでしょう。

ところが現在の日本では、キャリアコンサルタントの国家資格が誕生して日が浅いということもあり、まだそういった場所での正社員や常勤としての雇用はさほど多くなく、非正規社員や非正規職員として働いている人も多くいます。

兼業している人も比較的多いとされており、すべてのキャリアカウンセラーが、この仕事だけで安定した生活を成り立たせられているわけではありません。

しかし、たとえ「キャリアカウンセラー」と名乗らなくても、「キャリアカウンセリングができること」を生かせる仕事や場面はたくさんあります。

日常生活のあらゆる場で行われるキャリアカウンセリング

その代表例が、企業の人事担当者です。社員採用など「人」と関わることが中心業務になるだけに、キャリアカウンセリングのスキルを大いに発揮することができます。

また、自社の社員や部下・後輩に対する指導・育成を行う教育担当者や管理職社員も、都度キャリアカウンセリングを行う必要性が出てきます。

さらに中学校や高校などの教育機関であれば、生徒の進路指導を専門に行う進路指導教諭はもちろんのこと、すべての先生が一人ひとりの生徒に対するキャリアカウンセラーとしての役割も担っているといえます。

もっと身近なところで考えてみれば、ときに親は、子どもと進路についての会話をするなかで、キャリアカウンセラーとしての役割を担っているといえます。

もちろんプロでもない限り、普段は「私は今キャリアカウンセラーの仕事をしている」なんていうことは考えずに話を聞いたり、一緒に解決策を考えている人がほとんどでしょう。

しかしこのように、じつは日常のあらゆる場面でキャリアカウンセリングは行われています。

もちろん、キャリアカウンセリングを一生の仕事にするために国家資格を取得するのは素晴らしいことですが、自分の考え方とアピールの仕方次第では、キャリアカウンセリングは他の仕事や日常生活の中でも生かせるスキルだといえます。