キャリアカウンセラーは激務?

職場によって状況は異なる

キャリアカウンセラーは独立していない限り、どこかの組織に所属して働くことになります。

よく激務といわれる要因になるのが「残業量」ですが、キャリアカウンセラーの仕事の場合、残業がどれだけあるかは「職場による」というのが正直なところです。

たとえば、カウンセリング時間が「朝9時から午後5時まで」といったように明確に決められており、時間通りにきちっと受付を終了するようなところでは、残業もほとんどなく帰れます。

ハローワークなどの公的機関の場合は、こういったケースが割りと多いようです。

一方で、民間の人材紹介会社や一般企業に勤務する場合は、所属する企業の考え方や自分が担当する仕事内容によって残業の有無も異なります。

また、カウンセリング対象となる社員数やカウンセラーの人数などによっても、一人のカウンセラーにかかる負荷はだいぶ変わってきます。

社会人を相手にする人材紹介会社でキャリアカウンセリングを行う場合は、会社帰りにカウンセリングを希望する相談者が多いため、夜遅くまで働くこともあるようです。

人が好きでなければ務まらない

キャリアカウンセラーは年齢、性別を問わず、多くの相談者と接します。そして、相談者一人ひとりの職歴や人生設計、興味関心などについてカウンセリングしながら、課題解決に導きます。

このように人間と深く関わっていく仕事ですから、少なくとも「人が好き」でなければ、ストレスで自分自身が疲弊してしまうでしょう。

カウンセラーは相手に感情移入し過ぎることも良くないとされていますが、相手を突き放すような態度も許されません。

初対面の人や、さまざまな悩みを持った人と接するというのは、かなりの神経を使います。ですから、やはり「人を助けたい」といった気持ちが何より大切になるのです。

多くの相談者と向き合って経験を積んだり、勉強してカウンセリングスキルを向上させることによって仕事がスムーズにこなせるようになる部分もありますが、他の職業と比べると、向き・不向きが比較的大きな仕事だといえそうです。