カメラマンの種類

「カメラマン」にもいろいろ

ひとくちに「カメラマン」と言っても、カメラマンが10人いれば10人、専門にしているジャンルは異なることがあります。「同じ写真じゃないか」と言っても、使われる媒体や意図によって、どのような写真が求められるのかは違うことも多いです。

カメラマンの種類の分け方はいろいろありますが、ここでは撮影を行う場所と写真の使われ方から、3つのタイプに分けてご紹介していきましょう。

「スタジオ型」カメラマン

ファッション雑誌や商品広告向けに、モデルやタレントなどの人物を中心に撮影するカメラマンです。また、いわゆる「物(ブツ)撮り」と言われる、商品(車、化粧品、洋服など)を専門に撮影するカメラマンもいます。

これらを「商業カメラマン」と言うこともあります。

さらに、昔ながらの「写真館」のように、七五三や成人式などの記念写真を撮影するカメラマンも、スタジオ中心で活動しています。

「屋外型」カメラマン

スポーツを専門で撮影するスポーツカメラマン、事件や事故現場に出向き撮影する報道カメラマン、また雑誌でも旅行やグルメ関連のものなど、外を歩き回りながら撮影するカメラマンがこのタイプに当たります。

ほかにも、建築物や動物などを専門に撮影するカメラマンもいます。

「作家型」カメラマン

雑誌や広告などの商業向け、もしくは社会性の高い報道向けではなく、個人で写真集を出したり個展を開いたりして、お金を稼いでいるカメラマンがこのタイプです。

スタジオ型や屋外型のカメラマンが基本的にクライアントから依頼を受けて撮影するのに対し、作家型のカメラマンは、創作活動に近い部分があります。とはいえ、それできちんと収入を得ているこのような人たちも、立派なプロのカメラマンと言えます。

カメラマンのなかには、オールマイティにスタジオ撮影と屋外撮影の両方をこなしている人もいれば、逆にどれかひとつに絞って専門的にやっている人などさまざまです。

またフリーランスの場合、普段はクライアントからの仕事を受けつつ、自分で個展を開いたり写真集を出版したりと、個人的な活動をしている人もいます。