カフェを開業するには

カフェを開業するには、いくつかのしかるべき手順を踏む必要があります。

ここでは、カフェ開業の大きな流れについて紹介します。

コンセプトを決定する

「カフェ」といっても、いざ自分で店を出すとなれば、どのようなコンセプトの店にするのかを明確にしておかなくてはなりません。

コーヒーの豆にこだわる、雑貨などを販売する、特定のジャンルの音楽やファッションの雰囲気を打ち出す、あるいはギャラリーを兼ねた店にする…など、挙げればいくらでも出てくるものです。

このコンセプトが曖昧なままだと、その後の開業計画が進まなくなる可能性があります。「どうすればお客さまを惹きつけられるのか?」まで考えたうえで、自分のやりたい店を具体的に考えてみます。

資金の調達

コンセプトと同じか、それ以上に大事なのが開業資金をどうするかという問題です。

自己資金ですべてまかなえるに越したことはありませんが、そこまで余裕がない場合は資金の調達について具体的に考えなくてはなりません。

個人の場合には公的金融機関や市民バンクなどを利用する人が多いようです。

物件を探す

コンセプトや予算に見合った物件を探します。

エリアや立地、広さなど、さまざまな観点から希望の物件を見つけますが、スムーズに決まらないこともあるでしょう。

前テナントが使用していた内装や設備を使える「居抜き物件」を選んで予算を抑えるのか、それとも「スケルトン物件」で一から内装や設備を用意していくのかなども、コンセプトや予算次第で変わってくるでしょう。

設備、機器、備品を揃える

空調、厨房機器、家具、食器など、店舗で必要となる各種設備や機器を揃えていきます。

各種業者の選定からスタートし、やりとりを細かく行います。

メニューと仕入れ先を決める

カフェで出すメニューを考え、そのメニューに必要な食材やドリンクの仕入れ先を決定します。

メニューの種類が豊富だったり、食材にこだわったりする場合には、ここにもとくに力を入れます。

必要な資格を取得する

カフェ開業の際には、自治体が実施する「食品衛生責任者講習会」というものを受けて、「食品衛生責任者」の資格を取らなければなりません。

また、店内の収容人数が30人を超える場合には、各地域の消防署の講習を受けて「防火管理者」の資格も取得する必要があります。

この資格以外、カフェ開業に必要なものはとくにありません。

宣伝する

カフェ開業までには長い道のりがありますが、無事にオープンとなっても、ただ店を開けただけでお客さまが来るというのはレアケースです。

オープンに間に合うように、インターネットやチラシなどを利用して宣伝をする必要があるでしょう。

立地やターゲット層に合わせて、どのような集客を行うのかを検討していきます。

営業が軌道に乗るまでは、お客さまの反応を見ながら宣伝方法を随時見直していくことも大事です。