派遣のCADオペレーター

CADオペレーターは派遣社員が多い

CADオペレーターの特徴は、派遣社員として働く人がとても多いことです。

その背景には、建築業界をはじめとするCADを扱う業界では、時期によって業務量に差が出やすいことがあり、各社とも忙しい時期だけ派遣会社からCADオペレータを雇い、効率的に会社を動かしているのです。

そのため、CADオペレーターの派遣社員の求人量は比較的安定しており、最も仕事を見つけやすい雇用形態といえるかもしれません。

正社員として就職するのが難しい場合、派遣で実務経験を積んでいくことを視野に入れてみるのもよいでしょう。

派遣に求められるスキル

ただし、企業によって派遣のCADオペレーターに求めるスキルはだいぶ異なるようです。

たとえば、雇用条件として「3年以上の実務経験者のみ」と掲げている企業もありますし、なかには「事務スタッフと兼務」と募集する企業もあります。

ただし、基本的に派遣社員を採用する企業は「即戦力」として働いてほしいと考えているため、イチから懇切丁寧に仕事を教えてもらえる環境はめったにありません。

実務未経験者が派遣として働くのは難しいといえます。

派遣で働くメリット

派遣社員の場合、登録した派遣会社に勤務時間や休日、給与などについて自分の希望を伝えることができ、それに見合った条件の派遣先が紹介されます。

事前に説明を受けたうえで働くかどうかを決められるのは、派遣のメリットといえるでしょう。

ただし、派遣会社によって得意な業界が異なる場合があるため、建設業界のCADオペレーターになりたいのか、それともアパレルメーカーがいいのかなど、自分が希望する業界に強い派遣会社を探す必要があるでしょう。

なお、派遣社員のなかでも「紹介予定派遣」という働き方では、最長6ヵ月の派遣期間終了後、本人と派遣先企業の双方が合意すれば、正社員や契約社員になれる可能性もあります。

勤務先の環境や仕事内容が自分に合うかを確かめつつ、キャリアアップを目指せます。

派遣で働くデメリット

派遣社員のデメリットは、まず正社員と比べると待遇面が不安定であったり、給与(時給)が安いことが挙げられます。

ボーナスが出ないこともそうですし、突然の病気などで仕事を休んでしまえば、その間の給与は支給されません。

また、契約期間が終わってしまえば、派遣先の状況によっては契約延長できないこともあります。

そのまま次の職が見つからないという可能性もありますから、人によってはプレッシャーを感じてしまうでしょう。

派遣としてさまざまな職場を転々としながらスキルを磨きたいのか、それとも正社員になる前段階としての派遣の働き方を選ぶのかなど、将来については早めに考えておいたほうがよいでしょう。