客室乗務員は体力勝負

時差との戦い

客室乗務員(CA、キャビンアテンダント)の仕事で体力的に大変なことのひとつは、「時差」に関する問題だと言えます。時差がない場合でも、人間は徹夜などで少し生活リズムが狂うと、考えている以上に疲れが溜まってしまいます。

客室乗務員の場合、何時間もの時差が加わって昼夜逆転した生活になることもしばしばあります。

そこでそのままにしていると身体を壊してしまうため、フライトが終わった後には、自分で体内のリズムを調整することが求められます。

日本時間で夜中じゅうずっとフライトで起きていたとしても、現地に着いたら少しだけ仮眠をとり、その後きちんと起きて活動をし、現地の時間に合わせて夜にはきちんと寝る…といった計画的な行動が必要になります。

ヨーロッパなど遠方へのフライトの際は、日本到着後に休みが入ります。そこでも次のフライトに備え、きちんと日本時間に生活リズムを整えておく必要があります。

海外滞在中も注意を

海外へのフライトの場合、到着後1日ほど現地のホテルに滞在し、帰りのフライトに備えることになります。その間は現地で食事や睡眠をとることになりますが、海外旅行気分で思いきり楽しむわけにもいきません。

自由に行動できる時間がとれることもありますが、衛生環境の悪い国では、水や生ものにあたってしまう可能性もあります。また、フライトでの疲れや慣れない国での緊張によって体力が消耗し、風邪などをひきやすくなってしまうこともあります。

元気に仕事を続けるためには、フライトとフライトの間でいかに体力を回復させられるかが重要なポイントとなります。

国内線でも忙しい

では、時差などの問題がない日本国内のみのフライトだったら大丈夫かと言うと、それでもやはり体力は必要になります。国内線勤務の場合には1日に連続して3フライトほどをこなし、それを3日連続で行うこともあります。

お客さまへのサービスと安全のために気を張る場面も多いため、仕事のあとはドッと疲れがくることもあるでしょう。どんな航空会社に勤務するとしても、客室乗務員にとって体力は絶対に必要なものと言えます。