客室乗務員の人間関係

密度の濃い関係になりがち

客室乗務員(CA、キャビンアテンダント)を目指す人にとって、職場の人間関係に不安を抱く人は少なくないようです。

実際、客室乗務員は「飛行機」という狭い空間で一緒に過ごす必要があり、みんなで協力して仕事を進めなければならないため、お互いのことには干渉し合わさないサッパリした関係で…というわけにはなかなかいきません。

もちろんフライト中は目の前の業務に集中しているのですが、女性はもともとお喋り好きな一面がありますから、少し空いた時間などで自分の身の上話をしたり、相手のプライベートの話に踏み込みたがる人は多いようです。

また、どのような職場にも一人や二人はゴシップ好きな人がいるものです。そういったところから噂話が広がり、面倒なことに巻き込まれるケースもあるかもしれません。

苦手な人とも過ごすのも仕事のうち

体力も精神力も必要とする大変な仕事だからこそ、気の合う仲間だけで働けたらとても幸せですが、残念ながらそう都合よくはいきません。

フライトメンバーは基本的に毎回変わりますので、同じ客室乗務員といえども中には性格が合わない人、理由はよくわからないけれど何となく苦手な人も出てくるでしょう。

しかし、「この人は嫌だ」と思って避けていてはフライトに支障が出る可能性もあるため、仲間と良好なコミュニケーションを図るために努力する気持ちが大切です。

そうはいっても、中には人間関係がうまく構築できず、疲れてしまう人もいます。

最悪の場合、それが原因で退職してしまうことにもなりかねませんので、悩みが出てきたらできるだけ早めに信頼できる仲間や上司に相談するなど、状況改善のための働きかけをすることが大切です。

人の意見にばかり惑わされないこと

たとえば、自分が目指す航空会社についての評判が「風通しが悪い」「人間関係がギスギスしている」といったものだったとして、あなたは100%それを信じて、受験するのを諦めますか?

一人ひとり個性も価値観も異なる中、個人的な考えに対して誰もが同じように感じるなんていうことはめったにないものです。

大半の人が「居心地が悪い」と思っても、あなたにとっては働きがいのある職場で、天職のように感じられるかもしれません。

もちろん、就職して初めてわかることもあるでしょう。だからこそ、現時点で判断つかないことを考え過ぎたり噂に翻弄され過ぎて、簡単に夢をあきらめてしまうのはもったいないことです。

他人のアドバイスを受け入れたり、世間の評判を気にすることは無駄ではありませんが、最も大切なのはその会社の本質を少しでも知ろうとし、その上で自分自身がどう感じるかです。

現役で働いている先輩から話を聞いたり、積極的に会社説明会に参加するなどして、できるだけ多くの情報を集めて判断したいものです。