バイヤーの役割

流通業界を支える大事な存在

バイヤーは、店頭に並べる商品を買いつけるのが主な仕事です。

優秀なバイヤーは、景気の動向を掴んだりブームを先読みしたり、その店舗の客層や売れ筋商品を分析したりすることで、「次はこれが売れる!」という商品を見極めることができます。

実際にこうした商品をたくさんの人に買ってもらうことができれば、それは店の売り上げに直結します。

バイヤーが用意したひとつの商品が大ヒット商品となって傾きかけた店を救うことだってあるわけですから、バイヤーは店の経営を支えるために欠かせない存在なのです。

人気店の裏には必ず敏腕バイヤーがいると言っても過言ではないほど、流通業界において重要な役割を果たしています。

生産者や消費者に幸せを

バイヤーにとっては、良い商品を発掘して多くの人に知ってもらうチャンスを作ることも大切な役割のひとつです。世の中には、「有名ではないけれどとても品質の良い商品」というものがたくさん存在します。

たとえば、地方都市の郷土料理や郷土菓子、職人さんの作る伝統工芸品、小さな町工場が作る電化製品。ファッション業界にも無名の新人デザイナーが作る素敵な服はありますし、海外の市場には日本にはないような美しい雑貨もたくさん出回っています。

しかし、どんなに良い品物でも、販路を作って売り出さなければ多くの人に知られるチャンスがないまま埋もれてしまいます。

バイヤーは自分の手でこうした商品を発掘してきて世の中に広めるチャンスを作ることで、生産者と消費者の両方に新しい喜びを届けることができるのです。

生産者の経営や、消費者の生活にも大きな影響を与えるのがバイヤーの役割。責任も大きいだけに、やりがいも大きい仕事だと言うことができます。