バイヤーのスキル、勉強すること

センスだけでは仕事ができない

よく、バイヤーに必要なのは「センス」といわれます。

たしかに、この仕事において、人気が出そうなもの、世の中で流行するものをいち早く見つける「嗅覚」のようなものは不可欠ですが、決してセンスだけで仕事をしているわけではないのも事実です。

バイヤーの役目は、お客さまにより満足していただける商品を仕入れ、魅力的なショップやブランドづくりをし、結果的に売上をアップさせることです。

そこでは、まず「作り手側」の思いを汲み取る必要がありますし、「売り手側」である販売員など多くの人と連携し、お互いの事情を調整しながら仕事を進めていく力が求められます。

こうしたスキルは「コミュニケーション能力」とくくられることもありますが、自社の方向性やブランドイメージは何かを的確に把握したうえで、多様な立場の人をまとめあげ、巻き込んでいく力が求められます。

時代の最先端の情報に触れておく

特別な勉強というものとは少し異なりますが、バイヤーはつねに「時代の変化」に敏感でいなくてはなりません。

世の中がどう動いているのか、人々は何を求めているのかをいち早く察し、それに合う商品を取り入れていくのがバイヤーの仕事です。

そのため、直接自分の業務とは関係がなくても、積極的に街を歩いて流行のアイテムに触れたり、美しいものを見て美的感覚を磨いたりしているバイヤーは多いです。

こうした努力をしていれば、自然と「売れるかどうか」という直感力のようなものが身につき、それは言い方を変えれば「センス」となるでしょう。

ロジカルシンキング

バイヤーとして働くうえでは、感覚だけではなく「論理的思考力」が重要な要素となります。

たとえばある商品が急激に売れてきたとき、「売れてよかった」と思うだけではなく「なぜ、このような結果になったのだろうか?」と考えることができるかどうかが大切です。

また、バイヤーは市場調査や売上結果などのデータを基に、その後の計画を立てていくこともよくあります。

数字を見る力が必要となりますし、日常的に仮説を立て、検証していく癖を身につけておくとよいとされています。