舞台俳優・劇団員のプロダクション、事務所、団体

芸能プロダクション、俳優事務所

舞台俳優の多くは芸能プロダクションや俳優事務所などのエージェントに所属しています。

俳優はエージェントにギャランティーから数%を納めますが、エージェントは俳優の出演作品を探したり、出演条件の交渉やスケジュール調整など、俳優が仕事に集中できるようあらゆる雑務を請け負います。

エージェントに所属するメリットは、第一にマネージャーや営業担当者が仕事を取ってきてくれること。

しかし、マネージャー1人で何人もの俳優を抱えている場合も多いため、俳優自身の営業や人脈も大切です。

また、舞台や映画、ドラマのオーディションには一般公募されていないものも多くあります。

エージェントに所属していると、そういったオーディションにも参加できるためチャンスが広がります。

大きなエージェントの場合、事務所主催の舞台やイベントに出演できることもあります。

フリーの俳優に比べると、業界でさまざまな実績を積んできているエージェントは周りからの信頼が厚く、次の仕事に繋がる可能性が高いのが魅力です。

劇団、劇団主催のプロダクション

大規模劇団に所属するには厳しいオーディションに合格し、1〜2年のレッスンを受ける必要があります。

レッスン期間を終えて所属俳優になれたとしてもギャランティーが保証されるわけではなく、収入は俳優の実力次第です。

とはいえ、劇団主催の舞台や企画があるため、出演できるチャンスは高いといえるでしょう。

規模が小さくなるほど劇団の所属俳優になれる可能性は高くなり、舞台に立てるチャンスも増えますが、公演を行う劇場は小さく公演回数も少ないのが実状です。

チケットの単価も安いため充分な収入を得ることはできず、小〜中規模の劇団員はほとんどがアルバイトをせざるを得ません。

所属しない(フリーランス)

フリーランスの俳優もいますが、営業活動や交渉なども自分で行う必要があるため、社会経験が豊富でなおかつストイックな人でない限り成功するのは厳しいでしょう。

ギャランティーは手取りがそのまま自分の収入になりますが、必要経費もすべて自分持ちです。

もっともネックになるのは「事務所の推薦」という信用が得られないこと。エージェントや劇団に所属している方が、営業能力や人脈の点でも有利だといえます。